HOME特集 ダム工事で断崖絶壁に組まれた「足場」が大迫力!高さ約90メートル、ネット上「もはや芸術」の声

ダム工事で断崖絶壁に組まれた「足場」が大迫力!高さ約90メートル、ネット上「もはや芸術」の声

長澤まき

2018/11/04(最終更新日:2018/11/02)


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川俣ダム 提供:鬼怒川ダム統合管理事務所

栃木県日光市の「川俣ダム」で進む迫力満点の工事について、国土交通省関東地方整備局の鬼怒川ダム統合管理事務所に取材した。

絶壁にそびえる工事の足場が話題

日光市の鬼怒(きぬ)川の最も上流に位置する「川俣ダム」の工事風景がネット上で話題になっている。断崖絶壁にそびえる足場。ネット上に「こんな足場は見たことない」「見るだけでも足がすくみそう」「凄い、圧巻」「ここまで来ると、もはや芸術ですね」「巨大な要塞」「見事」など、多くのコメントが寄せられている。
提供:鬼怒川ダム統合管理事務所

川俣ダム 提供:鬼怒川ダム統合管理事務所

提供:鬼怒川ダム統合管理事務所

川俣ダム 提供:鬼怒川ダム統合管理事務所

長寿命化のための「アンカー工更新」工事

鬼怒川ダム統合管理事務所・土谷智行管理課長に詳しい話を聞いた。-----何の工事をしているのですか?
川俣ダムはアーチ式のダムであることから、ダム建設当時に、ダムを支える基礎岩盤にアンカーを設置し、岩盤全体を一体化することにより、強固にする対策が行われております。ダム完成後(1966年完成)約50年が経過しており、予防保全の観点から岩盤PS工(アンカー工)を更新し、長寿命化対策を行うものです。
-----工事期間は?
2020年度に完成予定となっておりますが、工事の進捗状況により、工期が伸びる場合もあります。
提供:鬼怒川ダム統合管理事務所

川俣ダム 提供:鬼怒川ダム統合管理事務所

足場の高さは約90メートル

-----足場の高さはどの程度あるのですか?
右岸側(ダムから下流に向かって右側)の足場については、約90m。左岸側(ダムから下流に向かって左側)の足場については、約70mとなっております。
提供:鬼怒川ダム統合管理事務所

川俣ダム 提供:鬼怒川ダム統合管理事務所

提供:鬼怒川ダム統合管理事務所

川俣ダム 提供:鬼怒川ダム統合管理事務所

-----険しい場所にある足場での作業は困難では?安全対策を教えてください。
高所で、狭いエリアでの作業なので、作業員には常に足場からの転落、機械との接触などに注意するよう声がけを行っております。谷間からの吹き上げがすごく、小雨などが下から降ってくるようなこともあり、飛ばされないよう常に風向きや天候等に注意しております。
-----ネット上で話題になっていることについて、感想を聞かせてください。
マスコミ関係等さまざまなところから問い合わせがあり、こんなに話題になっていることに驚いております。このような話題から、少しでもダムに興味を持っていただくきっかけになり、少しでも「ダムって何だ?」「何のための施設だ?」と思っていただければ幸いです。

なかなか見ることが出来ない景色を、ぜひ現場で

----同ダムの管理に込める思いを聞かせてください。
ダムが設置されている地域の方々、下流の流域の方々の安全安心となるようなダム管理に努めてまいります。
提供:鬼怒川ダム統合管理事務所

川俣ダム 提供:鬼怒川ダム統合管理事務所

-----最後に、ダムを訪れる方々にメッセージをお願いいたします。
現在、工事のために仮設足場が設置されており、通常の工事現場でも、なかなか見ることは出来ない景色となっております。まるで巨大なジャングルジムのようです。ダム天端から、ダム下流の渡らっしゃい吊り橋から、写真では感じ取れないスケール感を是非現場で見ていただければと思います。併せて、湖面に映る紅い景色を見ていただければと思います。川俣ダムまでは、道幅が狭い箇所があり、また、駐車場も混雑いたします。マナーとルールを守って鑑賞いただきたくお願いいたします。工事のために立ち入る場所が制限されるなど、ご迷惑をお掛けすることとなりますが、ご協力賜りますようお願いいたします。

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