HOMEライフスタイル 愛知のソウルフード「キリンラーメン」が名称変更、新しい名前を6月17日まで公募中

愛知のソウルフード「キリンラーメン」が名称変更、新しい名前を6月17日まで公募中

長澤まき

2018/05/29(最終更新日:2020/01/23)


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キリンのイメージ写真/fotolia

地元で50年以上愛されてきた「キリンラーメン」が名称を変更すると発表し、話題になっている。

キリンラーメンが名称変更へ

愛知県碧南(へきなん)市の小笠原製粉株式会社は5月27日、1965(昭和40)年の発売以来、50年以上にわたって地元で親しまれてきた「キリンラーメン」シリーズの名称を変更すると発表した。新しい名称として平仮名や漢字、ローマ字等で「キリン」という3文字を連続で使用しない名前を広く一般から募集する。応募期間は6月17日(日)まで。公式Twitterによると、キリンのイラストは続行する意向だが、「キリン」と入っている同シリーズのグッズは販売ができないという。

背景に「大人の事情」

発表によると、名称変更には「大人の事情」が背景にあるという。毎日新聞は、名称変更を決めた背景には、飲料大手の「キリン」との商標権を巡るトラブルがあるとみられると報じている。

由来は「末永く親しみやすい商品に」

キリンラーメンは1965年に愛知県の西三河地方を中心に発売。末永く親しみやすい商品になればと「キリンラーメン」と名付けられた。1998年に一時生産を休止したが、2003年に地元の人々の要望を受けて1万食限定で復活すると、初日で完売。これを受け、三河地域に限定して生産を再開し、2010年には完全再開して全国へ展開した。

地元に恩返し、動物スポンサーも

小笠原製粉は、地元の人々に助けられて復活を遂げた恩返しがしたいと、原材料を外国産から「国内産」に変更。さらに、地元で二毛作で作られていた豆乳や米粉も混ぜて使うように。小麦に大豆、米の原材料の大半は、地元の農作物を中心に使用している。豆乳や米粉を使うことで、よりまろやかでもっちりとした味となり、子どもや女性、年配にも好評だという。発売以来変わらないレトロなパッケージも人気で、地元では知らない人がいないソウルフードになった。同社は、名古屋市にある東山動物園の「アミメキリン」の動物スポンサーにも就任している。
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キリンのイメージ写真/fotolia

ネット上は「寂しい」「存続を」

名称変更の発表を受けて、ネット上には多くのコメントが寄せられている。小笠原製粉の公式Twitterによると、1日足らずで100件を超える応募が届いているそう。ネット上には「名前が変わる前にキリンラーメンを買っておきたい」という声も複数寄せられており、同社のオンラインショッピングには注文がたくさん入っているという。

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