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小平奈緒さんが金メダルを獲得
スピードスケート女子500メートルで、小平奈緒さんが36秒94の五輪新記録をマークし、日本女子スピードスケート初となる五輪金メダルを獲得した。日本オリンピック委員会によると、小平さんは同レースでただ一人の36秒台。金メダルに両手を突き上げて喜びを爆発させた後、コーチに日の丸を渡されると涙顔に。ウィニングランの最中には、泣き崩れそうになる銀メダルの李相花選手を抱き寄せて健闘をたたえあったという。【平昌DAY10】小平奈緒選手がスケート・スピードスケート女子500mで金メダルを獲得しました! 優勝タイムは36秒94。2位に0.39秒差をつけての勝利です! #がんばれニッポン #スピードスケート #Pyeongchang2018 @Nao_kodaira pic.twitter.com/yjqVEEdBJn
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) 2018年2月18日
1986年生まれ、自身3個目のメダル
小平奈緒さんは、1986年5月26日生まれの31歳。長野県出身で身長は165センチメートル、体重60キログラム。2017年ワールドカップソルトレークシティ大会の500メートル優勝、2016年ワールドカップランキング500メートル総合1位など、優秀な成績をおさめてきた。2010年のバンクーバーオリンピックでは、チームパシュートで銀メダルを獲得。14日の女子1000メートルでも銀メダルを獲得しており、これで自身3個目のメダルとなる。所属する病院が手厚く支援
そんな小平選手を支え続けた存在があると報じられ、注目を集めている。デイリー新潮によると、同選手が大学卒業後に地元での雇用先を探していた時に、現在所属している長野県松本市の社会医療法人財団慈泉会「相澤病院」が手を差し伸べたという。働いてもらうつもりはなく、毎月の給与(年収ベースで500万円以上)のほかに、住居費用や遠征費用など、スケートにかかるあらゆる面で可能な限り支援。同選手がソチ五輪後にオランダで修業したいと相談した際には、病院の留学制度の利用を勧め、同選手は2年間留学。渡航費用なども含めて、年間2000~3000万円くらい同選手に支払っているという。ネット上に「病院にもメダルを」という声も
同病院の支援について、ネット上には賞賛する声が相次いでいる。小平選手をサポートした相沢病院に感動。なかなかできることじゃない。— 米花 智紀 (@rice_flower) 2018年2月19日
就職先がなくて困っていた小平選手を、地元の星を支えなくてどうする、と快く雇ってくれてずっとスポンサーとして応援してきた相沢病院の理事長さん、バンクーバー、ソチと続いて平昌にも応援に行ってるんだよね。どんなに喜んでるかと思うと泣ける(இ_இ`。)
— clara (@cherryclara0622) 2018年2月18日
相沢病院 院長と小平さんの関係がとても素敵。支援者とアスリートの理想的な形じゃないだろうか。巨大マネーも広告も無縁で心意気に支援。心が洗われた。— tsubaki (@tsubaki26) 2018年2月18日
相澤病院は若手の頃から小平を支えてきたけどこうして芽が大きく花開いてくれたことできっと凄く喜んでいるんだろうな
— まぎぬこ (@neko6056neko) 2018年2月19日
相澤病院凄いな〜こういう精神の企業もっと増えたらいいよね— ユッピー (@Goo_tara_dazo) 2018年2月19日
同病院は小説「神様のカルテ」のモデルになった病院でもあるという。小平奈緒さん、金メダルおめでとうございました。そして、支援し続けた相澤病院にも金メダルをあげたいね
— Jazz駄郎 (@jazzdarou) 2018年2月18日
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