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景気回復「いざなぎ超え」か。ネット上は「異世界の話」「実感がない」

長澤まき

2017/09/26(最終更新日:2020/01/23)


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茂木敏充経済再生担当大臣が、景気について「いざなぎ景気を超えた可能性が高い」という見解を示した。

政府「景気は緩やかな回復基調」

内閣府は25日、9月の月例経済報告で「景気は、緩やかな回復基調が続いている」と発表した。設備投資と輸出、生産は持ち直しており、企業収益や企業の業績判断は改善、消費者物価は横ばいとなっており、個人消費は緩やかに持ち直しているという。
出典:「内閣府 月例経済報告」

月例経済報告 出典:内閣府

報道によると、茂木大臣は会見で、「景気回復の長さは、戦後2位の『いざなぎ景気』を超えた可能性が高い」と述べた。

戦後2位の「いざなぎ景気」超えか

「いざなぎ景気」とは、1965年10月~1970年まで4年9カ月(57カ月)続いた戦後2位の景気回復側面。現在の景気回復は2012年12月から続いており、9月も回復すれば4年10カ月(58カ月)となり、いざなぎ景気を上回る長さとなる見通しだ。

ネット上には「実感がない」という声

この発表に対して、ネット上では「実感できない」という声が多い。 

経済成長率や賃金上昇率は低水準

内閣府の資料によると、今回の景気回復は長さこそ「いざなぎ景気」を超えそうだが、経済成長率や賃金の伸びは低水準。有効求人倍率はバブル超え水準となっているが、1人あたり賃金の伸びは低くなっている。若年層は将来の雇用や収入への不安から晩婚化・非婚化が進行。中高年層は老後の生活への備えから節約志向が高まっており、消費の伸びが弱くなっているという。政府は今後、「働き方改革」などの経済政策を着実に実行し、好調な企業収益を投資の増加や賃上げ、雇用環境のさらなる改善につなげ、地域や中小企業も含めた経済の好循環の更なる拡大を実現する、という政策態度を示している。

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