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おにぎり協会に「おにぎり」について、いろいろと教えてもらった。
日本最古の「おにぎりの化石」が由来
6月18日は「おにぎりの日」。
提供:一般社団法人おにぎり協会
歴史は弥生時代に遡る
「おにぎり」の歴史は、はるか昔にさかのぼる。鹿西町で見つかった化石は紀元前1世紀頃(弥生時代中期~後期)のものだそう。その後、奈良時代初期の「常陸国風土記」の文章に「握飯」の記述が残されていたり、平安時代には兵士が携帯。鎌倉時代や戦国時代には兵糧に、江戸時代には携帯食の弁当として重宝されるなど、日本人に長らく愛され続けてきた。「創作おにぎり」「おにぎらず」など進化
そんな日本人のソウルフードともいえる「おにぎり」だが、時代と共に進化していっている。ローストビーフやエビパクチー、スイーツキンカンなどが乗った、マカロンのような新感覚おにぎり「おにぎりプチ」や、
提供:一般社団法人おにぎり協会

提供:一般社団法人おにぎり協会
海外でも人気過熱中
進化し続ける「おにぎり」について、一般社団法人おにぎり協会代表の中村祐介さんに話を聞いた。
提供:一般社団法人おにぎり協会
おにぎり屋さんが日本だけでなく海外でもオープンし、人気過熱中です。低糖質ダイエットが否定的になり、グルテンフリーが注目され、米食に対する再評価も背景にあります。昨年、米の消費ははじめて増加に転じました。

提供:一般社団法人おにぎり協会
どこまでが「おにぎり」?
-----さまざまなスタイルの「おにぎり」が登場していますが、どこまでが「おにぎり」ですか?おにぎりは、もともと日本人が古来より食べてきたもので、長い歴史を通じて進化も続けています。おにぎり協会では、お米がまとまっており、両手、ないし片手で食べられるものはおにぎりとしています。創作おにぎりやおにぎらずは、おにぎりで、おにぎりアイスはおにぎりではありませんが、おにぎり協会としては「こんなものもあるよ」と紹介はしていきます。

提供:一般社団法人おにぎり協会
ワンハンドで手軽に食べられるうえに、体にいいものが多い。また、ご当地や世帯ごとに具材や形に差がある多様性でしょうか。

提供:一般社団法人おにぎり協会
「優しくふわっと」がコツ
おにぎりを美味しく作るための「コツ」を教えてもらった。おにぎりは、にぎらないこと。優しくふわっと包むこむことで、食べたときにお米の美味しさを味わえますよ。

提供:一般社団法人おにぎり協会
つける・ひたす「おにぎり」がブームに?
最後に、次にブームが来そうな「おにぎり」の食べ方を教えてもらった。おにぎりをソースに浸けたり、スープに入れたりするスタイルが来ると見ています。おにぎり茶漬けが静かなブームになっているのも、その前兆と考えています。

提供:一般社団法人おにぎり協会
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