
「内閣府」資料
政府「働き方改革」を目指す
政府は現在、「同一労働同一賃金」や「長時間労働の是正」「テレワーク・副業等の柔軟な働き方」など「働き方改革」に取り組んでいる。多様な働き方を可能にするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避して成長と分配の好循環を実現するための取り組みだが、世間の人々は働き方改革についてどう思っているのだろうか?こんな調査結果が発表された。65.8%が「給料が下がるなら反対」
主婦に特化した人材サービス「しゅふJOB」を運営しているビースタイルは21日、登録者を対象に実施したアンケートの結果を発表した。「安倍首相が長時間労働の是正に取り組むと発表したが、あなたやあなたの配偶者について考えた場合、当てはまるものを教えてください」と質問したところ、次のような結果に。
「ビースタイル」プレスリリース
「長時間労働をしないと給料が足りない」
回答者からは、次のようなコメントが寄せられている。労働時間を減らすだけでは生活が出来なくなるので、結局ダブルワークをしなければならなくなり、余計疲弊するので根本的に、時間だけ改善、金額だけ改善と、バラバラにしないで欲しい
残業代が給料を下支え
基本給がなかなか上がらない中、残業代を重要な収入源と考えている人も存在する。労働者に「時間外労働を行う主な理由」を聞いたところ、3.9%が「収入を確保するため」と答えたとか。
「内閣府」資料
「ベースアップとセットで」と提案
政府が目指している「長時間労働の是正」について、相模女子大客員教授で少子化ジャーナリストの白河桃子さんは働き方改革実現会議で次のように提案している。長時間労働是正とベースアップはセットで
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