HOMEライフスタイル 「本のまち八戸」を目指し\"市営書店\"をオープン!アルコールが飲めるスペースも

「本のまち八戸」を目指し\"市営書店\"をオープン!アルコールが飲めるスペースも

長澤まき

2016/12/05(最終更新日:2020/01/23)


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青森県八戸市の中心市街地に「市営のブックセンター」ができた。

市街地に「市営の書店」がオープン

八戸市は4日、市営の本屋「八戸ブックセンター」をオープンした。複合ビルの1階、約95坪の敷地に海外文学や人文・社会科学、自然科学、芸術などの分野を中心とした本を幅広くセレクトしている。

ハンモックやドリンクホルダーを設置

ブックセンターの読書席はドリンクホルダーを設置しており、カウンターで購入したドリンクを飲みながら本を読むことが可能。なんと、アルコールも販売するという。他にも、揺られながら本を読める「ハンモック」や執筆するための部屋「カンヅメブース」「読書会ルーム」「ギャラリー」などがあり、イベントの開催も予定されている。

世間は出版不況

日本は近年、出版不況とも言われており、各地で店じまいする書店が相次いでいる。日本出版インフラセンターによると、2005年には1万8608店あった書店数が2015年には1万4468店に。10年間で4000店以上の書店が姿を消した。

「本のまち八戸」を目指す

産経新聞の報道によると、市はブックセンターの売り上げを2000万円と見込んでおり、毎年発生する4000万円の赤字は税金で穴埋めする方針だという。深刻な出版不況で本屋の閉店も相次ぐ中、なぜ市営の書店をオープンしたのだろうか。市ホームページには、ブックセンターについて次のようなコンセプトを書いている。小林眞市長は「本のまち八戸」を政策公約に掲げており、ブックセンターはその拠点施設として開設。市民に本に親しんでもらい文化の薫り高い街を目指すとともに、中心市街地の活性化も目指す。

民間書店と競合しないように配慮

選書にあたっては、市内の民間書店と競合しないように最大限配慮。競合を避けるため、本の注文は原則として受けつけない方針だ。将来的には、年に一度本のお祭り「八戸ブックフェス」の開催や、特定の本に詳しい人を「まちのブックコンシェルジュ」として登録する仕組み、書店や図書館の在庫を横断検索できるような仕組みづくりを検討するという。

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