HOMEライフスタイル 漱石をアンドロイドで再現?二松学舎大学の試みに衝撃が広がる

漱石をアンドロイドで再現?二松学舎大学の試みに衝撃が広がる

長澤まき

2016/06/08(最終更新日:2020/01/23)


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「新宿区」HP

夏目漱石のアンドロイドを作って大学などの教育現場で活用するというプロジェクトが進められており、衝撃が広がっている。

漱石アンドロイドで授業へ

二松学舎大学は7日、夏目漱石のアンドロイドを作成すると発表した。漱石の足跡などを改めてめぐって調査や研究を行い、得られたデータを反映させて「漱石アンドロイド」を作成。大学などでの講義プログラムを搭載して、漱石アンドロイドによる講義や授業を行いたいと考えているという。

人工知能で会話も?

アンドロイド研究の世界的権威である大阪大学大学院基礎工学研究科の石黒浩特別教授の監修の下で作成。漱石のデスマスクや写真集を資料として使い、音声は夏目漱石の子孫に協力してもらい音の基を解析・抽出して創作する。毎日新聞の報道によると、人工知能で簡単な会話もできるという。

漱石ゆかりの大学

なぜ二松学舎大学は漱石アンドロイドを作成するのだろうか?漱石は明治14年に当時漢学塾だった二松学舎に2ヶ月だけ在籍していた。漱石とゆかりがあることから、二松学舎大学は創立140周年記念事業の一環として同プロジェクトを実施するという。

国語力の向上につながる?

二松学舎大学は漱石アンドロイドを作成して教育現場で活用することで、次のような効果があるとコメント。漱石アンドロイドによる授業の実現により「未来の教育の扉が開くはず」と述べた。

ネット上の反響は賛否両論

漱石アンドロイドが作られることを受けて、ネット上には多くの反響がよせられている。賛否両論、さまざまな感想が投稿されている。

人工知能が描いた「レンブラントの新作」が発表

実在の人物を人工知能(AI)などで再現しようとする試みは、漱石以外でも行われている。マサチューセッツ工科大学は今年3月、ドナルド・トランプ氏そっくりの発言をネット上に自動でつぶやく「AIのトランプ氏」を開発。今年4月には、17世紀のオランダの有名画家「レンブラント」の作品を詳細にデータ化してAIに学習させて描かせた絵画が発表された。出来上がった作品はタッチや色使い、レイアウトの特徴などレンブラント作品そのものだったという。

「デジタルクローン」や「死者との対話」も開発中

実在した人物をAIで再現しようという試みは、有名人に限った話ではない。SNSの情報などからその人の人格を再現する「デジタルクローン」の開発や仮想現実を応用して死者との対話を実現しようという計画なども、国内外で進められている。

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