HOMEライフスタイル ALS患者らが脳波で意思表示を選択できるツール「NOUPATHY(脳パシー)」が誕生、簡易型脳波計とタブレット端末を組み合わせ

ALS患者らが脳波で意思表示を選択できるツール「NOUPATHY(脳パシー)」が誕生、簡易型脳波計とタブレット端末を組み合わせ

mog

2019/07/25(最終更新日:2020/01/27)


このエントリーをはてなブックマークに追加

出典元:株式会社電通サイエンスジャムプレスリリース

株式会社電通サイエンスジャム(東京都港区)は7月24日、一般社団法人WITH ALS(東京都港区)と共同で、脳波を測定することで自分の伝えたい意思を選択する「NOUPATHY(脳パシー)」を開発したと発表した。発表によると、簡易型脳波計とタブレットによって、いつでもどこでも簡単に自らの意思を伝えることが可能になるとしている。
出典元:株式会社電通サイエンスジャムプレスリリース

出典元:株式会社電通サイエンスジャムプレスリリース

重度肢体不自由患者でも脳波で意思を伝えることができる

出典元:株式会社電通サイエンスジャムプレスリリース

出典元:株式会社電通サイエンスジャムプレスリリース

筋萎縮性側索硬化症(ALS)など、自らの意思伝達が困難になる障害は進行すると、自ら意思を伝える事が全くできない「完全な閉じ込め状態」となってしまうが、脳機能と聴覚機能は残ることが知られている。そこで、聴覚機能に働きかけると特殊な脳波が出現する「音」を使い、脳波を簡易型脳波計とタブレットで検出して意思を伝えるコミュニケーションツールを開発した。最大5つのコマンドの中から選択したい意思を選ぶことができ、例えば「飲み物を飲みたい」や「トイレに行きたい」といった意思を伝えられるようになる。また、特殊な「音」は使用者の気分に合わせて変更が可能で、「犬の鳴き声」や「車の音」など、人に馴染みのある音が数パターン用意されている。

使用者への負担を最小限に

出典元:株式会社電通サイエンスジャムプレスリリース

出典元:株式会社電通サイエンスジャムプレスリリース

装着時の快適性も重要視しており、簡易型脳波計を用いることで、使用者への負担を最小限に抑えている。大量の電極を装着する必要はない。この商品は、7月26日~27日にパシフィコ横浜で開催されるヨコハマ・ヒューマン&テクノランドにてプロトタイプが展示され、2019年12月下旬の販売を目指している。

NOUPATHYで脳波のラップの生成に挑戦

12月22日に開催されるALS啓発音楽フェスMOVE FES.2019では、WITH ALSの代表でALS患者である武藤将胤氏がこの商品を使用してBRAIN RAPを行い、脳波によるラップの生成に挑戦する。現在、BRAIN RAPはその実現に向けて、クラウドファンディング(Good Morning)にて支援を募集している。
出典元:株式会社電通サイエンスジャムプレスリリース

出典元:株式会社電通サイエンスジャムプレスリリース


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード