HOMEライフスタイル 人口9人、猫200匹の島「青島」で一斉不妊手術を実施。住民高齢化で世話負えず、繁殖制限へ

人口9人、猫200匹の島「青島」で一斉不妊手術を実施。住民高齢化で世話負えず、繁殖制限へ

後藤みき

2018/08/22(最終更新日:2020/01/23)


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出典:公益財団法人どうぶつ基金プレスリリース

公益財団法人どうぶつ基金(本部・兵庫県芦屋市)は8月21日、「猫の島」として知られる愛媛県大洲(おおず)市の青島で、島のすべての猫への不妊去勢手術を9月5、6日に行うと発表しました。

人口9人に猫は210頭

どうぶつ基金は、猫の殺処分ゼロを目指して全国で猫の不妊手術を無料で行っています。同基金の発表によると、猫の楽園としてYouTubeやテレビで世界的に有名になった青島の人口は、2018年8月現在でわずか9人、平均年齢は75歳以上になります。青島には推定210頭の猫が棲んでおり、青島の猫は島民による会員数3名の「青島猫を見守る会」が世話をしています。同会では昨年7月、将来的な世話が難しくなることを理由にすべての猫の不妊去勢手術を要望していました。

猫の将来を危惧する声も

これまでにも、愛媛県獣医師会や地元ボランティアらが約80頭の不妊手術を行っていますが、現在も未施術の猫が100頭ほどおり繁殖を繰り返しています。猫好きが集まる青島ですが、訪れた人からも猫の将来を危惧して不妊去勢手術を求める声が、どうぶつ基金に多く寄せられているそうです。実際に観光客に集まる猫たちを一頭一頭をよく観察すると、ケンカで傷ついた猫や虚弱な猫も多くみられたそうです。
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出典:公益財団法人どうぶつ基金プレスリリース

今回の施策によりすべての猫への不妊去勢手術が成功すれば、青島の猫がこれ以上増えることなく、将来的には減っていくと、同団体は予想しています。なお、公益財団法人どうぶつ基金では、全国から殺到する無料不妊手術の依頼に資金が追いついていないとして、さくらねこ無料不妊手術のための寄附を募っています。

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