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ペットの熱中症は7~8月がピーク
気象庁発表のデータでは、2018年の夏は全国的に平年並みか平年よりも高い気温となり、猛暑日が続く見込みです。ペットの熱中症は人間と同じく7、8月にピークを迎えます。特に6月と比較すると、発生件数が約3倍まで増加することもあるといい、しっかりとした対策が必要です。
3カ月予報/日本気象協会
ペットが熱中症にかかりやすい場面は?
実際にペットが熱中症にかかりやすいのはどのような場面なのでしょうか。対策の10のチェックポイントでは、熱中症にかかりやすい場面と予防策として下記のように注意を促しています。【熱中症にかかりやすい場面】気温が高い日中の散歩【対策】涼しい時間帯などを選び、暑い日の散歩は出来るだけ避ける【熱中症にかかりやすい場面】閉め切った室内での留守番【対策】ペットを置いて外出の際は、エアコンの設定温度を再度確認する【熱中症にかかりやすい場面】エアコンをつけずに車内に放置【対策】エンジンを切った車内にペットを放置することは絶対に避ける【熱中症にかかりやすい場面】こまめな水分補給が行える状況にない【対策】外出の際には、ペットが常に水分補給できる環境を準備する【熱中症にかかりやすい場面】運動後の十分なケアがされていない【対策】犬用のシャツ等を水に濡らして着せたり、こまめに水分補給をさせる温度・湿度環境への配慮、十分な飲水がポイント
中村獣医師のコメントによると、幼齢あるいは高齢、肥満や持病(腎臓病や心疾患など)がある犬や猫は熱中症にかかる割合がより高くなるそうです。温度・湿度環境への配慮、十分な飲水はもちろんのこと、猛暑日には短時間の間でも車内にペットを放置しないなど、夏本番を迎えるこれからは特に注意が必要です。東京電力エナジーパートナーでは、人工知能による最先端ペット見守りサービス「ペットみるん」を展開しており、外出先からスマートフォンでペットの状態を確認することも可能です。自身の熱中症対策に加え、大事なペットの健康状態も常に意識していたいものです。U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう