HOMEライフスタイル 「今からこっちに来ませんか?」道行く人を巻き込むインタラクティブな観光キャンペーンがスゴイ

「今からこっちに来ませんか?」道行く人を巻き込むインタラクティブな観光キャンペーンがスゴイ

近藤辰也

2015/07/11(最終更新日:2015/07/10)


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YouTube/Graubünden

以前、「扉を開ければ隣の国」という、地続きのヨーロッパならではの観光キャンペーンをご紹介した。今日ご紹介するキャンペーンもそれとちょっと似ているが、もう一歩踏み込んでいる。

こちらは、スイス北部の都市チューリッヒの中央駅に設置されたキャンペーン用のインタラクティブなモニター。

朝、画面の向こうから「チューリッヒの皆さん、おはよう!」とライブで呼びかけているのは、スイス南東部に位置し、リヒテンシュタイン、オーストリア、イタリアの3国と接するグラウビュンデン地方(ハイジの舞台として有名)のフリン村の男性。

駅を行き交う人たちに「電車のチケットをプレゼントするので、今からフリン村に来ませんか? 一緒に軽く食事でもしましょう!」と誘っているのだ。チューリッヒからグラウビュンデンまでは3時間ぐらいかかるらしい。

▼「ぼくに言ってる?」

▼「食事にご招待します!」

▼男性が画面の向こうでパソコンを操作すると、駅のモニターから電車のチケットが。「有効期限は本日限り」

「今日はちょっと…」という人がいるのは当然だが、それでも乗り気な人たちが。

▼「あなたからボスに話してもらえる?」 

▼「ジルマンくんは今日の午後、学校をお休みします」

▼「列車はあと15分で出るよ」

▼「オーケー。じゃあ、あとでね」

▼「行きまーす!」 

そして数時間後……

▼「ようこそ!」

▼サーフボードを抱えて、なぜか山に来てしまった人

▼さっきまで駅にいた人たちが、今度は駅に向かって「ハロー!」

▼そして、皆でテーブルを囲む姿が。

何かとストレスの多い都会の人たちに、山でリラックスしてもらおうという趣旨で行ったグラウビュンデン地方のこの観光キャンペーン。

駅を行き交う一般の人をも巻き込んだ大規模な企画は、「こんなに簡単に行けるなら…」と、同地方に足を運ぶキッカケになること間違いないだろう。


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