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3月に入り、新年度も目の前だ。この時期に転職をして新しい職場で働き始める人たちも多いだろう。新しいキャリアを幸先よくスタートするため、初日に心がけるべきことを紹介しよう。
1. 質問をする
初日は研修という場合も多いだろう。人の話を聞いたり、各種書類に記入をさせられたりと、受け身でいる時間が多くなりがちだが、それでも必要であれば質問をし、自分の好奇心や学びたいという熱意を示すのはよいことだ。初日に顔を合わせそうな人たちを想定し、あらかじめ質問事項を箇条書きにしておこう。ただし、質問はあまり多くなりすぎないように。
2. 簡単な自己紹介ができるようにしておく
初出勤日には自分以外にも、そこへ入社してきた人たちがいるかもしれない。会話のきっかけを作るためにも、前はどんな仕事をしていたか、この会社でどんな仕事をする予定かなど、30秒程度で簡単に説明できるようにしておくとよい。
3. 15分早く到着する
慣れない土地の会社であれば、初出勤日を迎える前に、平日のラッシュアワーに通勤の予行練習をしておこう。
4. 職場の力関係を把握する
新しい職場で同僚とうまくやっていくことはもちろん大切だが、出世を望むなら「しかるべき」人物や集団(派閥)と付き合っていくことも重要になるだろう。肩書きだけではわからない力関係もあるので、誰が誰に指示をしているか、質問に答えているかなどを観察しよう。
5. リラックスする
しっかり睡眠を取り、初日の準備を整えて出社をしたら、リラックスをして仕事に臨もう。気持がリラックスしていれば、生産性を最大限発揮することができる。
6. 笑顔を忘れずに
職探し、面接と頑張ってきて、ようやうこの日を迎えたのだから、その瞬間を大いに楽しもう。
7. 職場にふさわしい服装を心がける
場違いな格好をしていくと、周囲の人にあなたという人物の間違った印象を与えてしまうかもしれない。事前に職場のドレスコードを把握しておこう。もし迷ったら、コンサバ路線を取るほうが安全。
8. 内気にならない
自分から積極的に自己紹介をしよう。
9. 頑張りすぎない
早く「できる人物」との印象を与えたい気持はわかるが、その会社に入社する実力があったのだから、仕事や職場になれれば、おのずとそう思われるようになるはず。
10. ランチの誘いは断らない
出勤初日は上司や同僚からランチに誘われる可能性が高い。新しいチームメンバーと交流する気持ちがあることを示すため、初日のお誘いは断らないのが得策。弁当持参のつもりなら、翌日からにしよう。
11. 耳を傾け、観察する
入社当初は、自分の意見を強く押し出すよりも、とにかくあらゆることに耳を傾け、周囲を観察し、上司やチームやプロジェクトの目標、方向性、優先順位など、全体像を把握することが大切。メモを取ることも忘れずに。
12. 意思決定のプロセスに注意する
職場によって意思決定がなされる過程は異なる。どの程度、自分の判断で仕事を進めていいのかを見極めておこう。
13. 仕事仲間となる人たちに話しかける
友好的で気さくな人物との印象を持ってもらえれば、信頼関係を築くうえで良いスタートを切ることができる。
14. 熱意を見せる
新しい同僚たちはあなたのスキルや実力をまだ知らないので、最初は態度や労働意欲であなたを判断する。皆、熱意のある前向きな人と一緒に働きたいと思っているのだから、自分が期待に添える人物であることを示そう。
15. 職務上のルールを学ぶ
入社後の職務については口頭や文書で示されているかと思うが、現実にはそこに示されている職務以上のことが期待されている場合もある。そのような暗黙のルールは早めに見極めておこう。
16. 携帯電話はマナーモードにしておく
出勤初日はとくに注意。
17. 関心を示す
初日は多くの人を紹介されるはず。社交辞令として関心を示すのではなく、相手をよく知る努力をしよう。その人は後々、あなたの仕事を助けてくれることになる人物かもしれない。
18. ボディランゲージに気をつける
コミュニケーションの大部分はボディランゲージによって行われる。自分の身振りが他者からどう受け取られるか客観的に判断し、必要であれば改善しておくとよい。
19. 自分らしく振る舞う
初日は何かと緊張するかもしれないが、不安を感じたら、異業種交歓会にでも来たつもりで、あるいは自宅に新しい友達を招いたつもりで、なるべく自分らしく振る舞おう。[netarika href="self"]「IRORIO」でこの記事の完全版を読む[/netarika]
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