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プレゼンテーションの達人たちが実践している9つのポイント

近藤辰也

2014/02/22(最終更新日:2014/02/21)


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大きな会議でのプレゼンテーション、学会、講演、講義、研修会など、人前で話すのは何かと緊張するものだ。だが世の中には聞く者を引き込む話をできる人たちも大勢いる。今日は、そういった人たちが実践しているプレゼンのコツをご紹介しよう。

1. 自分が何者であるか、情報を補足する

大きな会議などでは司会者から簡単に経歴を紹介してもらえるかもしれないし、聴衆は多少なりともあなたのバックグラウンドを知っているかもしれない。それでも、「この人がこれから話すことは共有するに値いしそうだ」「耳を傾けるに値するパーフェクトな人物」と感じてもらえるような情報を1つか2つ補足しておくとよい。

2. 連絡先をきちんと示す

パワーポイントなどを使ってプレゼンをする場合、たいがいの人は最後の1枚の下部にメールアドレスやウェブサイトのアドレスを載せている。しかも、その表示はすぐに消えてしまうことが多い。コンタクトアドレスをスライドの1枚目に載せ、プレゼンの冒頭で自己紹介をしている間、しばらく表示させておくと効果的。

3. 実際にあった話を共有してもらう

人は物語を聞くのが大好きだ。「とてもよかった」との印象を持たれるプレゼンは、「プレゼン」との印象さえ持たれていない。「面白い話」を聞かせてもらったという印象を残すのだ。したがって、伝えたいことはなるべくストーリー仕立てにするのが効果的と言えるだろう。自らの体験談を伝えられるにこしたことはなく、ジョークを盛り込んで笑いを取れればなお望ましい。

4. 聴衆を楽しませる

必要な情報を伝えることはもちろん大切だが、最初から最後まで脱線してはいけない、ということはない。少し脱線しても、それで「楽しい」と感じれば、本題に戻ったときに聞き手はより深く耳を傾けてくれるだろう。

5. 時間の配分は完璧に

聴衆があなたのために貴重な時間を割いてくれていることを忘れてはならない。第1の目標は情報を伝え、聴衆を楽しませ、「時間を投資した甲斐があった」と感じてもらうことであって、持ち時間をめいっぱい使うことではない。持ち時間が30分ある場合、25分で終わらせてもまったく構わないのだ。「面白い」と思ってもらえたプレゼンほど、最後に多くの質問を受けるもの。むしろ、短めに終わるよう設定しておいたほうがいい。

6. “持ち帰って”すぐに実践できることを伝える

聴衆の心を動かす体験談を伝えるだけでなく、「このようにすれば、皆さんも明日から応用できます」と、具体的な実践方法も伝えられるとよい。

7. 繰り返すことを恐れてはならない

同じことを何度も言うのは気が引けると思うかもしれないが、聴衆が集中して耳を傾けるのは、話全体の30%程度と見積もっておいたほうがいい。それに、話が必ずしも正確に理解されているとは限らない。人は自分の視点で物事を解釈しがちだからだ。最初にポイントを伝え、次に具体例を挙げ、最後にもう1度ポイントをまとめるなど、大事なことは繰り返し伝えて構わない。

8. あれもこれもと詰め込まない

たくさんの情報を詰め込んでも、聞く側がそれをすべて覚えていてくれるわけではない。複数のスピーカーが後に続く場合はなおさらだ。本気で集中して耳を傾けているのは聴衆全体の10%、伝えた情報を生かして実践してもらえることが1つか2つあれば御の字と思って臨んだほうがいい。

9. 聞き手とつながる

会場がどんなに大きくとも、聞き手の1人1人に「個人的に話しかけてもらっている」と感じてもらえるよう、なるべくアイコンタクトを取るようにするとよい。そのほうが話す側にとっても、「大きな会場にいる」「大人数を相手にしている」ではなく、個人的に誰かに話しかけている感覚でプレゼンを進めることができるメリットがある。[netarika href="self"]「IRORIO」でこの記事の完全版を読む[/netarika]


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