
Twitter/@caretta3
真っ白すぎるナマコ
日和佐うみがめ博物館カレッタのTwitterアカウント(@caretta3)が1月17日、展示中の珍しい白いナマコについてツイートしました。木岐の漁師さんから、2年ぶりに白いナマコを頂き、展示を開始しました。木岐の皆様ありがとうございました。今回のは大きく約30cmほど。噂では、幸せを呼ぶとか、10万匹に1匹とか言われています。入り口にいますので、見に来てください。 pic.twitter.com/d3ypbQ6eDq
— 日和佐うみがめ博物館カレッタ (@caretta3) 2019年1月17日

Twitter/@caretta3

Twitter/@caretta3
推定5歳のアルビノのナマコ?
この白いナマコについて、同館の学芸員・田中宇輝さんにお話を伺いました。―― 白いナマコが博物館にやってきた経緯を教えてください。1月14日(月)に美波町木岐の漁師さん・中崎作博さんがナマコ漁で白い個体を発見し、漁協経由でお譲りいただきました。2016年にも阿南市と美波町木岐で漁師さんから計2匹、珍しいという理由で「白いナマコ」をいただいており、飼育していましたが、夏に亡くなってしまいました。今回再び、お譲りいただいた形です。―― 展示中の白いナマコの種類は何ですか?
一般的にはマナマコのアルビノ個体だと考えられますが、ナマコの詳しい分類までは解りません。勉強中です。―― 白いナマコは、だいたい何歳くらいですか?
「ナマコの生態と資源管理」という青森県のマニュアルによると、5歳で280グラムほどになるそうです。展示中の白いナマコは268グラムあるので、おそらく5歳くらいじゃないでしょうか。―― 白いナマコは、いつ頃まで展示していますか?
当館はウミガメを主体としており、南の海に特化した構造になっています。ナマコは暑さが苦手で夏眠(かみん)するようで、夏を乗り切れるかが勝負です。アルビノ個体は、特に弱いので保証はできませんが、頑張ります。―― 投稿は3日ほどで約7000リツイートされ、約1万2000のいいね!を獲得しました。
フォロワーも600人前後しかおらず、ウミガメでどんなに頑張ってツイートしても、20~30件のリツイートやいいねがあるだけで…。まさかの状態でナマコの内なるパワーに驚くばかりです。ウミガメでもこれくらい、いってくれればいいのになと「白いナマコ」に嫉妬してしまいます。―― ありがとうございました。

Twitter/@caretta3
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう