
Twitter/@kinokos_home
リアルで可愛いフェイクフード
フェイクフード作家のきのこ(@kinokos_home)さんが1月15日、クマとチキンカツバーガーを組み合わせて生み出したフェイクフードの作品をTwitterに投稿しました。チキンカツも仕上がりましたみんな整列〜 pic.twitter.com/U3UXIckmgN
— kinoko's home きのこ (@kinokos_home) 2018年1月15日

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ひとつひとつ丁寧に手作り
きのこさんは、2015年に動物と食べ物を組み合わせたデザインの雑貨を制作するハンドメイドブランド「kinoko‘s home」を立ち上げました。ひとつひとつ丁寧に手作りし、作品はキーホルダーやブローチなどに加工。現在はフェイクスイーツの講師をしつつ、不定期でハンドメイド通販サイト・minneで作品を販売中です。明日の1/19(金)20時〜くまきちシリーズの一部再販しますhttps://t.co/XVc06sceON
くまきちバーガー5点くまきちバーガーチキンカツ5点くまきちトーストブローチ2点急なお知らせとなりましたが、よろしくお願いいたします pic.twitter.com/xVi54HBQkK— kinoko's home きのこ (@kinokos_home) 2018年1月18日
すごく心がときめいて…
なぜ、フェイクフードの制作を始めてみようと思ったのでしょうか。お話を伺いました。
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制作を始めたきっかけは2012年頃に本屋さんでフェイクスイーツの書籍をみつけたのがきっかけです。すごく心がときめいて自分でも作ってみたいと思い、最初は100円ショップなどで材料を集めて作り始めました。自分で作ったものを趣味でブログにのせるようになり、2015年からフェイクスイーツの作家活動を始めました。2017年の夏頃に作品の幅を広げたいと思い、バーガーなどのフェイクフードを制作するようになりました。

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作品の主な材料は樹脂粘土です。樹脂粘土で表現できないようなパーツ(液体の表現、ソースやみたらし団子のタレなど)にはレジンといわれる樹脂を使っています。

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制作で難しかった点は「カツのサクッとしつつ内側から油がにじんでいるように見える」という表現です。表面が乾ききっている感じだとパサパサとした印象を与えてしまうし、揚げたように見せるのがこんなに難しいとは思いませんでした。何回も試作をして、最近やっと理想の表現ができるようになってきました。

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私が制作で普段していることですが、いつも作業机の横にパソコンを置いているんです。そのパソコンのモニターに拡大した食べ物の画像を表示させて、それを見ながら着色作業などをしています。色味や質感などをより本物に近づけられる気がします。可愛さの表現はよく丸さを意識しています。個人的に丸いモノの印象って優しいイメージなんです笑。やわらかそう、可愛い、安心感がある印象なので、よく丸い食べ物と組み合わせることが多いです。

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制作する上でのこだわりは、五感を刺激するような作品に仕上げることです。チキンカツにもなった「くまきち」というキャラクターはかなりデフォルメしたデザインのクマなので、それに合わせる食べ物にリアルさが欠けてしまうと、すごく玩具っぽさが出てしまうんです。だから、「くまきち」に組み合わせる食べ物は味や食感を想像でき、おいしそうな香りまでしてきそうなリアルさにこだわっています。見た人、触れた人の五感を刺激するような作品になるよう心掛けて作っています。
―― ありがとうございました。

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