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【取材】柴犬をモチーフにした「羊毛フェルト」がSNSで話題に!聞いてみたら独学だった

羽田 早菜

2017/04/16(最終更新日:2017/04/15)


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Twitter/@craft_cafe

柴犬をモチーフにした「羊毛フェルト」の作品に注目が集まっています。

本物みたいな「羊毛フェルト作品」

ある日、手芸家などが集まるコミニティサイト「クラフトカフェ」のTwitterアカウント(@craft_cafe)がある作品を公開しました。それは、柴犬をモチーフにしたリアルな「羊毛フェルト」の作品です。
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柴犬のつぶらな瞳や毛並みなど、思わず本物の柴犬と見間違えてしまいそう…。愛らしい表情も忠実に表現しており、見れば見るほど、その完成度の高さに見とれてしまいます。
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制作者はyomoko888さんという、「羊毛フェルト」の作家さんが作ったんだとか。今回、「クラフトカフェ」が開催した「第5回羊毛フェルト特集」に「柴わんこ」というタイトルでエントリー。
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そのクオリティが評価され、「優秀作品賞」を受賞したそうです。確かに、ここまでリアルに表現された「羊毛フェルト作品」は見たことがありません。ツイートには「可愛い」「この子なら触れる」「凄いです!」といったコメントが寄せられ、1万2千件以上リツートされていました。

自分の目指すものはリアルな表現

なぜ、「羊毛フェルト」の作品を作り始めたのでしょうか?羊毛フェルト作家のyomoko888(@moko824428)さんへお話を伺ってみました。
Twitter/@moko824428

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―― 羊毛フェルトを作り始めたきっかけは?
講座などには通ったことはなく、最初にリアル羊毛の本を一冊購入して、全て独学で学びました。2013年から羊毛フェルトを始めましたが、最初に興味を持ったのはキャラクターマスコットのようなコミカルな作品でした。その後、リアルな「羊毛フェルト作品」の存在を書籍で知りました。「こういった表現もできるんだ!」と感動し、自分の目指すものはリアルな表現であると感じました。それから、リアルな「羊毛フェルト作品」を作り始めました。
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―― 「柴犬」をモチーフにした作品がメインのようですが、その理由を教えてください。
最初に作ったリアル系作品が柴犬だったからというのもありますが、子供の頃に飼っていた雑種のワンコが柴犬に似た感じのワンコでした。柴犬を見ていると、その子の面影を感じられる気がして、ついつい柴犬を作ることが多くなります。柴犬はツンデレなところなど、何だか人間ぽくて見ていると本当に癒されます。
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私自身が一番好きな犬種ということもあり、好んで制作しています。子犬時代も成犬時代も本当に可愛くて大好きです。良く柴犬を飼っていると思われるのですが、今まで生活をともにしたことはなく、いつか状況が許せば飼ってみたいなと夢見ています。
―― モリーフをリアルに表現するポイントやコツは?
リアルに表現するためには、やはりモデルを良く観察することが一番大切だと思います。後は一カ所だけにとらわれず、全体のバランスなどにも気を配ることでしょうか。
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顔をどんなにリアルに作り込んでも、体のバランスがおかしいと違和感だらけで、チグハグになってしまうので…。以前、趣味でデッサンや透明水彩画をやっていたので、それが「羊毛フェルト作品」を作る上でとても役に立っていると感じています。
―― 「柴わんこ」の完成には、どのくらいの時間が掛かっていますか?
私は普段いくつかの作品を同時進行で制作していて、ひとつの作品だけを作ることがないので、正確な時間はわかりませんが、通常ですと1作品につき2週間位です。今回の「柴わんこ」に関しては実験的に植毛方法を変更して、不慣れな状態で制作した作品なので時間にするとだいたい100時間弱は掛かっていると思います。作り慣れない作品や、猫ちゃんの複雑な柄の子などはもっと時間が掛かります。
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―― 「羊毛フェルトの作品」を制作する上で、こだわりや大切にしていることはありますか?
リアルかつ可愛くを目標に制作しているので、あまり怖い顔にならないように、でもキャラクターぽくもならないように頑張っています。その辺のさじ加減が本当に難しいのですが、ぐるぐると堂々巡りをして、最後に理想のお顔になった時は本当にうれしいです。あと一番大切にしているのは、やはり「お顔の表情」ですね。
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ワンちゃんも猫ちゃんも、飼い主さんに向ける表情が一番素敵だし可愛いと思います。SNSなどに投稿されている子たち(ペット)の表情は、飼い主さんを愛していて本当にいい表情をしているので、良く参考にさせていただいています。それを全て写し取れるような作品が理想ですが、まだまだそこまでの技術にはいたっていません。
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形を正確に表現したいというよりも、温もりや命を感じられるような、見てくださる方の心に届くような、そんな説得力のある作品を作ってみたいというのが目標です。そして「この位でいいかな?」と完成にしてしまうのではなく、今の自分にできるベストを尽くすことを心がけています。作品を受け取った方に喜んでもらえると、それまでの制作の苦労は全て忘れてしまいます。本当に作り手として一番うれしく、かけがえのない瞬間です。
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―― ありがとうございました。本を参考にしながら、独学でリアルな「羊毛フェルト作品」を作られていたんですね!yomoko888さんの「羊毛フェルト作品」が気になる方は、ぜひTwitterアカウントをチェックしてみてください。※この記事のツイートと画像は(@craft_cafe)、(@moko824428)さんの許可を得て掲載しています。

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