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脳の活性化や感情コントロールも!利き手と反対の手を使うことのメリットとは

松島かれん

2015/08/21(最終更新日:2015/08/20)


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両利きという人も中にはいるだろうが、ほとんどの人が右利きか左利きかに分かれる。

これは、生まれ持ったもので(矯正するケースもあるが)、利き手でない方の手を使って日常を送ろうとすると、大変な不都合が生じる。

しかし、あえて利き手ではない手を使うことで得られるメリットがあるのだという。

脳が活性化

利き手の違いは脳の使い方の違いにつながるとされていて、右手をよく使うと左脳が刺激され、左手を使うと右脳が刺激される。

では、利き手ではない手を使うとどうなるか。神経解剖学者Jill Bolte Taylor氏によると、左右両方の脳で活性化が認められるのだという。

特にメリットがあるのがクリエイティビティの分野。別の専門家、Lucia Capacchione氏は「直感や創造性が高められる」とする。

同氏によると、利き手でない手で文字を書いたり絵を描いたりすると、クリエイティビティを司る部分を大いに刺激するとのこと。

情報処理スピードがアップ

また、利き手でない手をつかうことで、右脳と左脳をつなぐ脳梁という部分も発達することもわかっている。

これは、右脳と左脳の連携が良くなることを意味し、情報処理のスピードアップ、つまり「頭が良くなる」ことにつながるのだという。

感情の起伏をフラットに

また、精神面でもメリットがあるようだ。ニューサウスウェールズ大学・Thomas Denson氏らの研究によれば、感情コントロールにも役立つ。

どういうことかというと、カッと怒るといった感情の起伏を抑えられるようになるのだとか。

研究では実際に、カッとなりやすい性格の人に2週間にわたって利き手と逆の手を使うようにしてもらい、感情コントロール効果があることを確認した。

Denson氏によると、PCのマウスや、コーヒーを混ぜるときのスプーンをいつもと逆の手で持つようにするだけで、効果が期待できるという。

意識しなければ人は自然と利き手で物を手に取ったり、ドアをあけたりする。しかし、たまにはあえて利き手でない方の手で歯ブラシを持ったり、スマホを操作してみたりするといいかもしれない。


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