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「たまごっち」誕生20周年にあえて初代の復刻版を販売するのはなぜ?

水上アユミ

2017/04/08(最終更新日:2020/01/31)


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ちびたまごっち/株式会社バンダイ

1996年に発売し、一時は社会現象となった「たまごっち」。バンダイが本日4月8日、生誕20周年を記念して初代の復刻版「ちびたまごっち」の販売を始めます。3月17日から4日間限定で行った先行販売では、1000個がすぐに完売したとのことで、たまごっちブーム再来を予感させます。

進化を続けた「たまごっち」

アラサーの私にとって、「たまごっち」は初代モデルのイメージしかありませんが、実はこの20年間進化を続けていたのです。初代モデル誕生の翌年には、キャラクターに羽をつけた「てんしっちのたまごっち」や、性別の概念を加えた「たまごっちメスっち・オスっち」が登場しています。大きく進化したのは、2004年に登場した「かえってきた!たまごっちプラス」です。
かえってきた!たまごっちプラス/株式会社バンダイ

かえってきた!たまごっちプラス/株式会社バンダイ

同商品は、ユーザー間の通信が可能になり、友達のたまごっちと結婚ができるようになりました。以降、「たまごっち」は小学生を中心に、コミュニケーションツールとしても支持されています。(バンダイ担当者)
最新モデル「Tamagotchi m!x(たまごっちみくす)」では、友達のキャラクターと結婚するだけでなく、子供を産み、さらには親の特徴が子に遺伝するなどリアリティのある設定となっています。
Tamagotchi m!x/株式会社バンダイ

Tamagotchi m!x/株式会社バンダイ

当初の“デジタル携帯ペット”という存在から、コミュニケーションツールとして役割が変化していきました。
パソコンや携帯電話が市場に浸透したことで、カラー液晶へのニーズが高まりました。2008年には、初のカラー液晶を搭載した「たまごっちプラスカラー」を発売し、キャラクターの表情やお世話をさらに楽しく表現できるようになりました。(バンダイ担当者)
デジタル機器を身に付けることが当たり前となった今、携帯性だけでないニーズを満たすため、たまごっちは日々生まれ変わっています。

初代の懐かしい気持ちを思い出してほしい

株式会社バンダイ

ちびたまごっち/株式会社バンダイ

なぜ、20周年にあえて初期モデルの復刻版を販売するのでしょうか。
1996年のブーム以降、幅広い世代の方々に育ててもらった「たまごっち」だからこそ、みなさまの懐かしい気持ちを思い出していただけるような記念商品を作りたかったのです。そこで、初代モデルをベースに「ちびたまごっち」を商品化しました。(バンダイ担当者)
本日発売の「ちびたまごっち」は、初代モデルの機能やデザインはほぼそのままに、より小さくした商品です。小さくすることには、気軽に持ち歩いて、話題にしてほしいという思いを込めています。

購買層は20〜40代

先行販売で「ちびたまごっち」を購入したのは一体どのような方々なのでしょうか。
購入者は主に20〜40代の男女で、イベントで見かけて衝動買いする方が非常に多かったです。女子高生や大学生というよりは、OLや会社員に人気でした。(バンダイ担当者)
やはりと言うべきか、初代モデルで遊んでいた世代が購入に走っています。特に、入手困難だったレアな「白たまごっち」のデザインが人気だったそう。

まめっちの育て方は…

株式会社バンダイ

株式会社バンダイ

たまごっちの中で最も人気が高い“まめっち”に育てるにはどうしたらいいのでしょうか。担当者に聞いたところ「たまごっちはお世話の仕方で成長するキャラクターが異なるのが醍醐味です。」と当然ですが明らかにしていただけませんでした。ただし、「以前よりお世話は簡単になっていますが、同じような育て方をすることで同じキャラクターに育つ可能性は高いので、ぜひいろいろな育て方を試してみてください。」とのこと。初代モデルのころから、各キャラクターに育てるための裏技のような情報が出回っています。正しいとはいい切れませんが、参考にすることでお目当てのキャラクターに育てられるかもしれません。アラサー、アラフォー世代にとっては懐かしいだけでなく、1つ1500円(税抜)と大人買いできる価格も購買意欲をそそります。本日発売の「ちびたまごっち」。初代モデルに並ぶムーブメントを巻き起こすことはできるのでしょうか。

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