
rhyllary_barbosa/instagram
犯人にとびかかり多くの生徒を救った
3月13日、ブラジル・スザノにある高校で銃乱射事件が起こり、生徒や職員が8人も殺される結果となった。犯人のひとりを足止めして多くの生徒たちの命を救ったのが、15歳のRhyllary Barbosaさんだ。事件が起こったとき、彼女がいたのは校舎の外。犯人がいるエントランスには、犠牲者が転がっている。そんな光景を見たら、すぐに逃げ出すのが安全な判断だろう。しかし、Barbosaさんは違った。犯人が向かう先に多くの生徒たちが残っていることに気づいた彼女は、犯人が銃や手斧から手を放した一瞬のスキをついてとびかかったのだ。犯人は彼女の髪を掴み、何度も殴りかかった。そのすきに、生徒たちは校舎を抜け出したのだ。柔術白帯の女子高生
とても勇気のあるRhyllary Barbosaさんは柔術を習っているものの、強靭的な強さがあるわけではない。帯はまだ白帯で、犯人の足止めに成功はしたが、Barbosaさん自身も殴られる結果となった。しかし、犯人の攻撃から自分の身を守るのには柔術が役立ったそうだ。現地メディアの取材に「私はヒーローではありません。たまたまその場所にいただけです」と答えているが、彼女の行動や勇気は、ヒーローそのものだと言えるだろう。
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