HOMEストーリー 男のマニキュアはおかしい?「きれい」が好きな息子を応援するパパの熱意が人々を動かした

男のマニキュアはおかしい?「きれい」が好きな息子を応援するパパの熱意が人々を動かした

JPN Manatee

2018/11/02(最終更新日:2018/11/02)


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DaddyFiles/Twitter

「男らしさ」と聞いて、どんなことをイメージするだろうか。たくましい筋肉か、弱いものを守れるたくましさか、好きなものを好きと言える強さか…。米マサチューセッツ州で暮らす5歳の男の子とそのお父さんが、本当の「男らしさ」を考える出来事があった。

男の子らしい男の子

3人の息子がいるアーロン・グヴェイアさん。次男のサムくんは、元気いっぱいな5歳の男の子だ。ちょっとがさつでやかましく、汚れたって気にしない。トラックが大好きで、スポーツを楽しむ、男の子らしい男の子だ。そんな彼が集めているのは、女性用のバッグ。物を運ぶのに便利だから。そして、彼が「とてもきれい」だから大好きなのが、爪を明るい色に塗ることだ。サムくんにとって、マニキュアは「女らしい」ものではなく、爪をきれいにしたい人なら、誰だってしてもいいもの。だから彼は、ごくごく当たり前に、自分がやりたいきれいな爪をして、幼稚園へ向かった。

きれいな爪がからかわれた

好きな格好をしているだけのサムくんだが、クラスメイトに「男なのにマニキュアをしている」と、1日中からかわれてしまったのだ。普段は仲が良い友達からも。もちろんサムくんは強い子だから、そんなことでケンカをしたり、泣き出したりなんてしない。それでも、迎えに来たお母さんの顔を見たら、涙が次々にあふれてしまった。「ママにマニキュアを落としてもらう。もうからかわれたくないんだ」泣きながら電話をしてきたサムくんの言葉に、アーロンさんはとても傷ついた。

人と違うことを恐れない子

サムくんが爪をきれいにしたのは、きれいなものが大好きだからだ。男の子でも、きれいなものが好きでいいって分かっているから。サムくんは人と違うってことを恐れない、とても強い子だ。違うってことは、劣っているってことでも、悪いっていうことでもないって、彼は知っている。でも彼は幼稚園の出来事で、人と違うってことを怖がり始めてしまった。

マニキュアでサムくんを応援

アーロンさんは、「人と違うから」という理由でサムくんがマニキュアをやめてしまう前に、話し合うことにした。マーベルのヒーローであるソーもマニキュアをしているし、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジャック・スパローだってマニキュアをしている。男がマニキュアをしてもおかしくないのだと、サムくんに話したのだ。サムくんが爪を赤くしたのは、それが「愛国心を示す色」だから。この理由をバカにする人はいないだろう。サムくんは胸を張って、マニキュアをして幼稚園に行くことを決めた。すると、弟を応援するために10歳のお兄ちゃんもマニキュアをしたのだという。そしてパパも。

応援の輪が広まった

元のツイートが10月23日に投稿されると、1週間ほどで7万2000件を超えるいいねと、3万6000件以上のリツイートを受けた。反応の中には、サムくんが大好きなフットボール選手からの、「学校で辛い目にあったって聞いたよ。いいか、強くいろよ。自分が幸せだと感じることをしていればいいんだ」というメッセージもあった。さらに、地元のガールスカウト団体が、サムくんを応援するために無料でマニキュアをするイベントを開催した。「人と違ってもいい」というサムくんの強さ。そんな弟を守りたいという、お兄ちゃんとパパの思いが、多くの人を動かしている。

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