
republicattak/YouTube
被害発覚の2時間後に動画を撮影
仕事柄、出張が多いというRepublicattakさん。彼が出張から帰宅すると、ある異変に気付いたという。駐車場の車の窓が割られ、庭にはLEGOが散乱。家の窓やドアが壊され、1階にもLEGOが散らばっていた。LEGO専用部屋に行ってみると、多くのLEGOコレクションが無くなっていたという。一部は壊されていた。▼被害の状況▼10ヵ月も制作に費やした完成間近のLEGOは壊されていたBonne nuit... pic.twitter.com/SeGseb96Pt
— republicattak (@republicattak) October 5, 2018
Voici la création qui était prévue pour cette fin d'Octobre... pic.twitter.com/i6tM7fx7D2— republicattak (@republicattak) October 5, 2018被害発覚の2時間後、Republicattakさんは被害の状況と心境を報告する動画を撮影した。初めてLEGOを手にしたのが6歳。それからLEGOを愛し続け、コレクターになってから14年もの月日が流れた。そのコレクションのほとんどが失われたのだという。しかも、被害はLEGOだけで同じ部屋にあった新品のiMacには手を付けられていなかった。RepublicattakさんはYouTubeだけではなく、LEGOのコレクションも辞めると泣きながら宣言した。
多くの人が反応
彼の動画にはAFOL(大人のレゴファン)を中心に、多くの人々が反応した。彼の動画の再生回数は、多くて10万回ほど。1万回に満たない動画も多いが、この動画は3日間で77万回以上再生されている。コメント欄には「こんな目に合うべきではない」「ロシアのLEGOファンは君の味方だ。あきらめないで!」「見ているだけで胸が痛い」などの同情の声が寄せられた。また、大手掲示板のRedditに建てられたスレッドにも、「14年間がこんな風に失われるなんて」「どうしてこんなことができるんだ」「LEGOだけに手を付けるなんて、彼を狙った犯行に間違いない」など、5000件近いコメントが寄せられている。Twitter上では多くの人々が、LEGOグループの公式アカウントに「彼を助けてあげて」と呼びかけた。引退宣言を撤回
温かい同情の声は、Republicattakさんを元気づけたようだ。“Thank you very much everybody.”This sentence is so poor in terms of words for the feeling I have right now... I don't know how to express my gratitude for your kind words and gestures.
— republicattak (@republicattak) October 6, 2018
「皆さん、ありがとうございます」じゃ、今の気持ちを伝えきれません。どうやって皆さんの優しい言葉や行いに、感謝を表したらいいのかわかりません。そして、LEGO愛好家を続けると宣言した。
金銭的な支援も寄せられる
その被害総額についてMashableは、「少なくとも1万8000ドル(約204万円)」と伝えている。翌日にはRepublicattakさんの支援のため、同じくLEGO愛好家でYouTuber仲間のRyan McCulloughさんがGoFundMeを立ち上げた。失われたLEGOコレクションのいくつかでも買い戻せるようにと、目標金額は1000ドル(約11万円)だったが、2日間で被害額と同等の支援が寄せられた。Republicattakさんはこの支援に驚き、GoFundMeはすでに打ち切られている。「こんなことになるなんて思わなかったよ」としたうえで、「また制作をするぞ!」と意気込みを投稿した。U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう