HOMEストーリー フリマで買った木箱に100年以上前のガラス乾板!写真の推理で盛り上がる

フリマで買った木箱に100年以上前のガラス乾板!写真の推理で盛り上がる

JPN Manatee

2018/09/14(最終更新日:2018/09/12)


このエントリーをはてなブックマークに追加

Scott Pack/Twitter\

100年以上前に撮影された写真の数々が、人々の好奇心を刺激している。きっかけとなったのは、一人の男性がフリーマーケットで手に入れたひとつの箱だ。その金額は4ポンド(約570円)。古びており頑丈そうだが特に特徴のない箱だ。この箱の一体何が、人々を惹き付けているのだろうか。

ガラス乾板がぎっしり

この箱を購入したのは、英ウィンザー在住のグレッグ・パックさん。彼を惹き付けたのは、箱に詰まっていたガラス乾板(写真乾板)と呼ばれる写真のネガの数々だ。販売をした人もネガの詳細は知らず、思い入れのないものだったという。グレッグさんがこの箱に惹かれたのには、ある理由があった。

フォトショップで写真をポジに

実はグレッグさんは元グラフィックアーティスト。iPhoneでネガを撮影し、それをマックに取り込むと、フォトショップを使ってネガをポジに変えようと考えたのだ。こうして100年後にあるべき姿になった写真たちがこちらだ。▼多重露光と思われる写真も8月20日、グレッグさんの息子であるスコット・パックさんは、父の力作をTwitterに投稿した。すると1週間ほどで6万回近くリツイートされ、約13万件のいいね!を集めた。

写真の正体は?

写真に写っている見知らぬ人々。カメラの前に立ったのは、何かの記念日だったのかもしれない。様々なドラマを感じさせるが、そうなってくると気になるのは「いつ」「どこで」「誰が」撮影したのかということ。箱の内側にはメモが貼られており、フランスのノルマンディーで撮影されたと書かれていたのだが、ガラス乾板とは一致しないことがわかったという。どこかのタイミングで、箱と中身が入れ替わってしまったようだ。兵士のユニフォームや人々の服装から、1900年初頭の第一次世界大戦あたりの写真ではないかと考えられるという。いろんな人々が同じ場所で撮影されているので、撮影したフォトグラファーが所蔵していたもののようだ。

お父さんから感謝の声

Twitterで多くの人々が興味を持ってくれたことが、お父さんにはうれしかったようだ。スコットさんのアカウントを通じて、こんなコメントを出している。
このネガから現像された写真は、おそらくもう存在していないことでしょう。ネガをポジに変えて人々の顔を見たとき、私にとって彼らは再び命を持ったのです。いただいた提案から真実にたどり着くまでには、多くの時間を費やすでしょう。それも楽しみです。
パック親子は今後、ロンドンの専門家にも意見を聞くつもりだという。ほんの600円で購入した箱には、時間を超えるロマンが詰まっていた。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード