
Shaunna Akers/Facebook
病院で息を引き取ったおいっ子
ウェストン・トーマスくんは、2018年7月にシャウナさんのお姉さんが生んだ赤ちゃんだ。お姉さんも看護師として働いている。本当なら写真に写っているお父さんとお母さん、そして叔母のシャウナさんに、元気に成長していく姿を見せるはずだった。これから長い間、たくさんの笑ってたくさん泣いて、ゆっくりと大人になっていくはずだった。しかし、ウェストンくんの人生は病院から出ずに終わってしまった。ぷっくりとしたほっぺの男の子だったという。悲しいのに笑顔が浮かぶ理由
看護師として仕事をしていると、長く生きることがかなわなかった赤ちゃんにも出会う。そんなとき、息もできないくらいに重苦しいほどの部屋の中で、ふいに家族の顔に笑顔が浮かぶのを見るのだという。シャウナさんはそれを苦しみの中での「息継ぎ」のようなものだと感じているそうだ。この日、シャウナさんとお姉さんの顔にも、そんな息継ぎの笑顔が浮かんだ。お姉さんから感謝の声
シャウナさんの投稿に、お姉さんは感謝しているという。8月31日には、シャウナさんは自身のFacebook上でお姉さんのメッセージを紹介している。ウェストンの名前を多くの人が口にしてくれるようになりました。母親として驚き、そして感謝しています。これはウェストンの誕生の物語ですが、それ以上の意味があるんですさらに、「ウェストンのような赤ちゃんは、短い生涯でも、残す影響は小さくありません。その影響が終わることもないんです」と伝えている。
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