
burgerking/Instagram
末期がんと診断された愛犬
AKarchh さんと共に暮らしているのは、10歳の愛犬コーディ。一緒の時間はまだまだ続くと思っていたのに、悲しい事実が明らかになった。それはコーディが末期がんに侵されているということ。残された時間は1~3ヵ月。このニュースを聞いて悲しんだAKarchh さんとその家族は、せめて残された時間を、コーディにとって最高の時間にしようと決めた。この診断が下されてから2ヵ月が経ち、残された時間は徐々に減っていった。特別なチーズバーガー
生きるためにたくさんの薬を飲まなくてはいけないコーディのため、一家はチーズバーガーに薬を混ぜることにした。お薬の時間を、おいしくて楽しい時間に変えようとしたのだ。もちろん人と同じバーガーを食べさせるわけにはいかない。注文するのは、パテとチーズをパンで挟んだだけの特別なチーズバーガーだ。ある日、いつもと同じようにコーディのためのチーズバーガーを注文すると、いつもとは違う出来事が起こった。
「この注文はどうして?」
シンプルなチーズバーガーの注文を聞いた店員さんが、一家にその理由を尋ねたのだ。一家はコーディのことを説明した。すると店員さんは「ちょっと待っていて」と言って、その場から立ち去った。そして数分後に戻ってきた店員さんの横にはマネジャーの姿が。マネジャーは一家にこう伝えた。「うちの店舗では、コーディのためのチーズバーガーを一生無料にします」7月16日、AKarchh さんは、「私たちにとってどれほどうれしいことかは、説明できない」とのコメントとともに、この出来事をTwitterに投稿した。Thanks to @BurgerKing for showing so much love and kindness towards my family and our dog, Cody. It’s appreciated more than words can describe. pic.twitter.com/KsKnfXtv0S— Karch (@AKarchh) July 16, 2018すると1週間ほどで4000件を超える「いいね」と1000件近いリツイートを受けた。「私も昨年愛犬を亡くしたの。親友だったわ。あなたと一家に安らぎを」「どうして朝7時半から俺を泣かせるんだ」「バーガーキングありがとう。ベジタリアンの私が、こんなこと言う日が来るなんて思わなかったけど」「いい話だ」などのリプライも、数多く寄せられている。また、バーガーキングも「世の中にはもっと優しさと共感が必要だ。コーディのために何かできるチャンスをくれてありがとう」と投稿している。
the world needs more kindness and empathy. thank you for giving us the chance to do this for Cody.
— Burger King (@BurgerKing) July 16, 2018
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