HOMEストーリー 子犬を盗んだ泥棒、女の子が悲しんでいることを知ってそっと返却

子犬を盗んだ泥棒、女の子が悲しんでいることを知ってそっと返却

JPN Manatee

2017/11/13(最終更新日:2017/11/13)


このエントリーをはてなブックマークに追加

VictoriaPolice/Twitter

11月6日の朝、豪ヴィクトリア州にあるクロイドン・ヒルズにある家に、泥棒が侵入した。iPadやパソコン、宝石といった金目のものやパスポートなど、家の中からいくつもの品物が盗まれたという。その中でも一家が胸を痛めた「窃盗品」があった。それが生後8週間の子犬、サシャだ。

4歳の女の子の親友

朝9時30分に4歳のマイアちゃんとお母さんが家を出たときに見たサシャの姿は、2時間後に帰宅すると消えていた。サシャはオーストラリアでも人気が高いラブラドール犬だ。泥棒にとっては、小さくてかわいらしいラブラドールのサシャは「金目のもの」でしかなかったのかもしれない。しかし一家にとってサシャは紛れもない家族の一員で、特にマイアちゃんにとっては、親友という存在だったのだ。この事実に胸を痛めたヴィクトリア警察は11月8日、「サシャを動物病院か警察署に返すように」と訴える動画をTwitterに投稿した。この動画の中でお父さんは、「娘がサシャはどうしたのかって聞くんだ。昨日の夜も『サシャの匂いがする』って言っていてさ。4歳の子に、“家族が連れ去られた”なんて、どう説明したらいいんだ」と胸の内を語っていた。毎晩犬用のベッドで一緒に眠るほど、マイアちゃんにとってサシャは、片時も離れたくない存在だったそうだ。また、オーストラリアの朝の情報番組にマイアちゃんはお父さんと一緒に出演。終始悲しそうな表情で、キャスターからサシャについて聞かれても、首を振るだけで答えることはできなかった。

返ってきたサシャ

この呼びかけの翌朝7時20分頃、一家は裏庭にいるサシャを発見。そのほかの窃盗品は返ってきていないが、一家は再会を喜んでいるという。確実に一家とサシャが再会できるように、犯人は動物病院でも警察署でもなく、犯行現場である家に戻ってきたことになる。警察は捜査を継続するとのこと。まだ未解決事件であることは間違いないが、Twitter上には「いいニュースだ」「よかった」などの声が寄せられている。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード