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母の最期を看取った看護助手に、遺族が心温まる恩返し

JPN Manatee

2017/09/06(最終更新日:2017/09/06)


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Carmen Wright/YouCaring

7月9日にパーキンソン病で苦しんだ母親のジュディさんを亡くしたライト一家。彼らにとって、自宅での看取りを実現させてくれた看護師や医師たちへの感謝はとても大きなものだった。特に看護助手のTunDe Hectorさんは、一家にとって忘れられない存在となった。

不思議な縁で結ばれた女性

母親に敬意と愛を持って接していたというHectorさん。その存在は母親の最期を見守る家族にとって頼もしく、まるで守護天使のように感じられたそうだ。そんな彼女が勤務中に話した内容が、息子のクリス・ライトさんをひどく驚かせたという。3年前の2014年、路上でガソリンが切れ、さらにはお金もなく困っていたところを、見知らぬ男性が助けてくれたというものだ。男性はガソリンを買ってくれただけではなく、Hectorさんに自分の財布に入っているだけのお金を渡してくれたそうだ。彼女の話はクリスさんをひどく驚かせた。なぜなら、クリスさんこそが3年前に彼女を助けた男性だったからだ。3年という月日が記憶を薄れさせ、お互いにその時の相手だと気が付けずにいた。Hectorさんは知らず知らずのうちに、3年前の恩を返していたのだ。

彼女の夢を叶えたい

「素晴らしいという言葉だけでは、物足りない」と、Hectorさんについて語るクリスさん。3年前に与えたもの以上のものを返してもらったと感じたようだ。母の死後、一家は寄付を募り始めた。現在は看護“助手”として働くHectorさんの夢は看護師になること。しかし、経済的な理由で夢を叶えられずにいた。

想定金額の8倍が集まった

彼女の夢を実現しようと、一家が募った金額は1000ドル(約11万円)。数多くの善意が寄せられ、数時間で目標額を上回った。このサプライズを聞かされた時のHectorさんのリアクションがこちらだ。▼「寄付を募り始めた」と聞いて涙ぐむHectorさん
Carmen Wright/Facebook

Carmen Wright/Facebook

「多くの人々があなたを信じて、あなたが看護師になる日を見たいと思っているんだ」と、1週間で集まった約8000ドル(約88万円)を見て、思わず息を飲み、泣き始めた。▼驚いて号泣するHectorさんを抱き寄せているのは、亡くなったジョディさんの夫
Carmen Wright/Facebook

Carmen Wright/Facebook

「なんて言ったらいいのかわからない」とHectorさん。ライト一家は「なにも言わなくていいの。私たちはあなたを愛しているし、信じているの。あなたには才能があるわ」と声を掛けている。▼動画全編はこちらから動画が7月19日に投稿されると、126万回以上再生され、Hectorさんのストーリーはさらに拡散されることとなった。現在までに集まった寄付金額は約3万7000ドル(約405万円)。Hectorさんは看護学校の入学に向けて動き始めたという。

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