HOMEストーリー 勤続32年-ダウン症女性の退職の日、100人以上の人々が店を訪れた

勤続32年-ダウン症女性の退職の日、100人以上の人々が店を訪れた

JPN Manatee

2016/09/04(最終更新日:2016/09/04)


このエントリーをはてなブックマークに追加

The Charles River Center/Facebook

8月29日、米マサチューセッツ州にあるマクドナルドで、ひとりの従業員が退職の日を迎えた。彼女の名前はFreia Davidさん。実に32年間も同店で働いてきた女性だ。
The Charles River Center/Facebook

The Charles River Center/Facebook

支援プログラムがきっかけ

ダウン症とともに生まれてきた彼女がその店で働くきっかけとなったのは、障害を持つ大人と地元の企業を結び付ける支援プログラムだった。1984年、共にプログラムに参加した仲間は6カ月の研修期間を終えることはできなかったが、Freiaさんは研修を終え、店の大切な戦力として32年間を過ごすこととなった。最初は店内の片づけから始まり、最終的には店のフレンチフライを任されるようになったという。
The Charles River Center/Facebook

The Charles River Center/Facebook

若年性認知症の症状が現れた

現在51歳のFreiaさん。退職の理由は、若年性認知症の症状が出始めたからだという。ダウン症を持つ人には、珍しくはないそうだ。熱い油やヒートランプだらけの職場では、安全を確保するのは難しくなってしまった。90歳の母親が退職を勧めると、彼女はショックを受けていたという。

最終日には100人を超える客がやってきた

彼女の勤務最終日、店は退職を祝うパーティを開き、彼女を送り出すことにした。▼パーティの開催を知らせる店の看板
The Charles River Center/Facebook

The Charles River Center/Facebook

彼女の退職を祝いにやってきたのは、常連客や近所の住民だけではなかった。かつてその店に通っていた人や警察官など、多くの人が彼女の32年間をねぎらいに訪れたのだ。
The Charles River Center/Facebook

The Charles River Center/Facebook

The Charles River Center/Facebook

The Charles River Center/Facebook

▼母親と一緒に
The Charles River Center/Facebook

The Charles River Center/Facebook

▼多くのメディアが取材に訪れた
The Charles River Center/Facebook

The Charles River Center/Facebook

パーティではフレンチフライが無料でふるまわれたという。

彼女が残したもの

Freiaさんの功績に対して、地元にある発達障害者支援団体のThe Charles River Centerは、「障害を持つ人を雇うのが、どんなに有益な事なのかを世界に広めてくれてありがとう」と、フェイスブックに投稿した。また共に働いた仲間は「彼女の笑顔や熱意、そしてハグがこの店を単なるレストラン以上の存在にしてくれた」とコメントしている。

hatenaはてブ