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パタゴニアがGoogleとコラボして自然保護のためのVR動画を作成

Glycine

2017/03/09(最終更新日:2017/03/09)


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Josh Ewing- Patagonia

環境保護に配慮したものづくりで知られるアウトドアブランド、パタゴニアは、Googleと協力し、オバマ前米大統領が保護区域に指定したユタ州のベアーズ・イヤーズの環境保護を訴えるVR体験キャンペーンを展開している。

「最後の荒野」を守る戦い

アメリカ先住民の聖地であり、10万以上の考古遺跡を有するベアーズ・イヤーズは、クライミングやバイクライディングの冒険の宝庫でもある「最後の荒野」。この土地の環境保護をかねてから呼びかけてきたパタゴニアは、オバマ前大統領による保護区域指定の措置が、石油やガスなどの鉱業開発をもくろむ勢力に脅かされている現状に危機感を抱き、人々をベアーズ・イヤーズの空間の魅力に没入させる、よりインパクトの大きいキャンペーンに踏み切った。  

歴史を学び、環境保護のために行動したくなるVR体験

パタゴニアの環境保護の取り組みは、Googleの360度動画の技術により、没入型の短編動画として体験できる。アメリカ先住民族の歴史や、ベアーズ・イヤーズの神聖な遺産、文化について、考古学者など専門家の解説から始まり、クライマーやランナーなどのアスリートが、アウトドア・スポーツやレジャーの貴重な宝庫への愛情、重要性を語る。最後に、米内務長官ライアン・ジンク氏にベアーズ・イヤーズの保護を訴えるよう、直接行動を呼びかけている。それぞれの動画もサイトも、モバイル端末やVRヘッドセット用に最適化されており、スマートフォンやタブレットで見ることはもちろん、Google Cardboardなどのヘッドセットを使えば臨場感抜群の体験を楽しめる。  米国には、アラスカの北極野生生物国家保護区など、他にも環境破壊の危機に脅かされている地域があるという。パタゴニアでは、引き続き新技術を駆使し、アウトドア産業と環境保護運動を同時に盛り上げていく方針だ。

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