
モザンビークでのニーズ調査(公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンプレスリリース)

サイクロンにより崩壊した家屋(出典元:公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンプレスリリース)

モザンビークでのニーズ調査(出典元:公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンプレスリリース)
深刻な被災状況
モザンビークでは今回の災害で、従来より不安定な状況であった水と衛生設備が被害を受け、さらに安全な水などの確保が困難になり、水系感染症が広まる恐れもあるという。また、子どもの保護や教育にも影響が及ぶ可能性があり、なかでも女の子や若い女性たちは最も弱い立場に置かれているという状況だ。マラウィでは、これまでに約18万5000世帯以上が被災し、8万2000人以上が学校や避難キャンプなどへの避難を余儀なくされているが、避難所はすでに過密状態となっている。食料不足、安全な水の不足、そして衛生設備の不足などを中心に、一刻も早い支援が必要だ。
マラウィで避難生活を送るエビーさん(出典元:公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンプレスリリース)
女の子への支援に重点を
プラン・インターナショナルの東南アフリカ地域事務所災害対策ディレクターであるスチュアート・カトイキリゼ氏によれば、災害下で最も弱い立場に置かれるのが女の子であるという。生理用品などといった、女の子特有の支援ニーズを最優先にくみ取り、支援を充てていくことが重要としている。アフリカ南東部サイクロン緊急支援に対する寄付の方法は、ウェブサイト決済、専用振込用紙、銀行振り込みの3通り。集まった資金は、今回被災した3カ国の支援に充てられる。U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう