HOMEストーリー この先長くないと分かった妻のために、夫が病院へこっそり持ち込んだものとは

この先長くないと分かった妻のために、夫が病院へこっそり持ち込んだものとは

Ericolatte

2019/02/15(最終更新日:2019/02/14)


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イメージ写真/Adobe Stock

ストレスや不快を感じている時、主人を癒してくれる愛犬の存在。ただ、残念なことに人間が最も癒しを求める場所「病院」では、一般的に犬が立ち入ることは禁止されている。こういった背景の中、RedditユーザーのMellifluous_Usernameさんが投稿した彼の妻と愛犬にまつわるストーリー。感動を呼ぶストーリーは、瞬く間に世界へ広まった。

術後の経過が思わしくない妻

僕の妻は手術の後入院していたが、数日後、手術の結果があまり好ましいものではなかったことが分かった。予後は良いものではなく、彼女は話せたけれども飲食はできなかった。点滴ときつい痛み止めの薬に頼らざるを得ない状況だった。ある時彼女は、愛犬にもう一度会いたいから連れてきてほしいと僕に頼んだんだ。

愛犬をスーツケースに入れて

彼は、愛犬をスーツケースの中に隠して、こっそり病院へ連れていくことを決意した。
スーツケースに愛犬を入れて、ふたのチャックを完全にはせず、車に乗せて病院へ向かった。病院に到着したとき、僕は愛犬に、すぐにチャックを空けてあげるからね、そしたらママに会えるからねと説明したんだ。
病院へ入ったら、愛犬はとても静かにしていて、看護師にスーツケースについて聞かれた時には、「妻を癒すアイテムが入ってるんです」と答えたという。
僕たちが病室へ入ると、妻は寝ていた。スーツケースのチャックを空けると、愛犬はベッドの上に飛び乗り、なぜかちゃんとワイヤーや点滴を避けて彼女の胸に横たわったんだ。愛犬は20分後に妻が目を覚ますまで、ずっと妻の目を見つめていた。妻が目を覚ますと、愛犬は妻をぺろぺろ舐めて、吠えるのではなくしずかに声を出した。大きな声で吠えることで全てが台無しになってしまうのを分かっているかのようだった。妻は一時間ほど愛犬を抱いている間、終始笑っていた。一人の看護師に見つかってしまったが、彼女はとても優しくて、誰にも言わないと約束してくれたんだ。妻が再び眠ると、僕は愛犬をスーツケースに戻した。
彼の妻は、その数日後に亡くなったという。しかし愛犬はまだそのことを知らない。
きっとまた愛犬をスーツケースに入れたら、"またママに会えるんだ"と思ってしまうだろうな。
もちろん、衛生面の観点から言えば、あまり褒められた行為ではないかもしれない。しかし、彼の愛情あふれるストーリーは広く海外メディアで紹介され、皆を感動で包んでいる。

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