HOMEライフスタイル 国境なき医師団、コンゴ民主共和国のエボラ流行地域で4つの薬の臨床試験を開始

国境なき医師団、コンゴ民主共和国のエボラ流行地域で4つの薬の臨床試験を開始

Ericolatte

2019/02/14(最終更新日:2020/01/27)


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カトゥワのエボラ治療センター© Lisa Veran/MSF(出典元:国境なき医師団(MSF)日本プレスリリース)

国境なき医師団(MSF)が、エボラ出血熱が流行しているコンゴ民主共和国の北キブ州で、治療に効果が期待されている薬の臨床試験(ランダム化比較試験)に参加する。臨床試験は、現在流行の中心地となっているブテンボ、カトゥワの2カ所にあるMSFのエボラ治療センターで行われる。ブテンボでは2月7日から実施、カトゥワでも近日中に始められる予定だ。

4つの治療薬を試験し有効性を確認へ

4つのエボラ治療の候補薬(レムデシビル、mAb114、REGN-EB3、ジーマップ)について、どの薬が最も高い効果を発揮するか特定するのが目的。MSFと連携するコンゴ保健省は、2018年8月にエボラ流行宣言を出した。11月からは北キブ州内の治療施設で候補薬の臨床実験を進めており、今回の対象となる薬は「新しい未承認治療の実験的使用」の一環として、エボラ患者にとって救いの手として勧められてきた。今回のランダム化比較試験により、新薬の有効性に太鼓判を押せるのではないかと期待が高まっているという。
カトゥワのエボラ治療センター© Lisa Veran/MSF(出典元:国境なき医師団(MSF)日本プレスリリース)

カトゥワのエボラ治療センター© Lisa Veran/MSF(出典元:国境なき医師団(MSF)日本プレスリリース)

発表によると、MSFの治療センターでは、これまでに2カ所で計2100人以上の患者を受け入れてきた。このうち250人がエボラと診断され、うち110人はすでに回復しているという。今回の臨床試験は世界保健機関(WHO)が設けた運営委員会の監督下にあり、コンゴの国立医生物学研究所、アメリカ国立衛生研究所といった機関と連携して行われている。

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