HOMEストーリー 野生のアザラシが公共のビーチを占領。自治体の対応に称賛の嵐

野生のアザラシが公共のビーチを占領。自治体の対応に称賛の嵐

Ericolatte

2019/02/14(最終更新日:2019/02/14)


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City of Cape Town/Facebook

南アフリカで野生のアザラシに対して自治体がとった行動が素晴らしいと、海外メディアにも取り上げられるほど注目を浴びている。

換毛のために現れたアザラシ

巨大なアザラシが換毛のため占領していたのは、南アフリカのケープタウン市にあるFish Hoekビーチ。アザラシは年に一度の、換毛とよばれる体の毛が生えかわる時期だった。この換毛期はおよそ1カ月続くといい、その間アザラシは基本的に何も食べず、移動することはない。換毛が終わるまで、この公共ビーチは巨大アザラシに占領されているということだ。

集まった人々に対して自治体がとった行動

アザラシがビーチに横たわっていると、物珍しさに人々が集まり、写真と撮るなどしてアザラシの気を散らすような行動をとり始めた。これに気づいたケープタウン市の職員は、アザラシができるだけ居心地のよい環境にすることで換毛中の身を守ろうと、「アザラシに触れず、そっとしておいてあげましょう」とプレスリリースを発信。アザラシの周りにテープを貼り、人が立ち入ることができないようにし、ボランティアの監視員を置いて、写真撮影も禁止した。野生の動物が公共のビーチに現れることは珍しいことではないが、人間が物珍しさで近寄って、悲しい結末になるケースもある。しかし、どうやらこのアザラシが換毛のために選んだビーチは彼を守ろうとしてくれる人であふれる土地だったようだ。きっと安心して換毛期を終えることができただろう。

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