HOMEトレンドニュース 車椅子目線のストリートビュー開発プロジェクトが始動

車椅子目線のストリートビュー開発プロジェクトが始動

Ericolatte

2019/02/03(最終更新日:2019/02/01)


このエントリーをはてなブックマークに追加

出典元:一般社団法人VR革新機構プレスリリース

一般社団法人VR革新機構(東京都千代田区)は、東京2020応援プログラム「車椅子目線で世界へ2020」プロジェクトに取り組むと発表した。2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックに向け、車椅子利用者の旅行を最適化することを目的にしたプロジェクトだ。
出典元:一般社団法人VR革新機構プレスリリース

出典元:一般社団法人VR革新機構プレスリリース

車椅子目線ストリートビューとパノラマビュー

「車椅子目線で世界へ2020」プロジェクトとは、車椅子移動支援を目的に、車椅子乗車の目線と介助者の視点でVRフォト(全方位360°パノラマ写真)を撮影し、移動経路、周辺関連情報などを含むストリートビューとパノラバビューを利用するための専用アプリの開発だ。通常のストリートビューは道路の中心部から高さ2メートル~2.45メートルで撮影するが、今回の車椅子目線ストリートビューは、道路両サイドの歩道から1.1メートル~1.2メートルで撮影予定。前者と後者では、まったく違う世界に見えるという。
ストリートビュー通常(出典元:一般社団法人VR革新機構プレスリリース)

ストリートビュー通常(出典元:一般社団法人VR革新機構プレスリリース)

車椅子目線ストリートビュー(出典元:一般社団法人VR革新機構プレスリリース)

車椅子目線ストリートビュー(出典元:一般社団法人VR革新機構プレスリリース)

これにより、車椅子利用者の旅行計画を立てることが従来に比べて容易になり、交通施設の入場や乗り換えなどの案内も取得可能になることで、車椅子での移動がよりスムーズに行えることが期待されている。

AIカレンダー機能の搭載

目的地への経路のみならず、移動中の気象、交通事情、観光情報なども利用者に代わって検索・提案をしてくれるというAIカレンダーも搭載予定。刻々と変化する周囲の環境を見極め、最適な旅行計画の提案が可能だという。予定と実際の行動の比較等をリアルタイムで受け取ることもでき、高齢者や障がい者を対象に、車椅子旅行の最適化を狙う。
出典元:一般社団法人VR革新機構プレスリリース

出典元:一般社団法人VR革新機構プレスリリース

ボランティアとクラウドファンディングで実現化へ

撮影はボランティアを募り、経費等はクラウドファンディングを利用予定。多言語機能を搭載し、外国人にも広く利用してもらうことを計画している。「車椅子による移動の難しさにより旅行を断念する人を減らし、車椅子利用者でも快適に行きたいところへ行き、食べたいものを食べることができるように」ということが本来の目的であるが、加えて避難経路の提示などで災害対策としても役立てられる可能性があり、本プロジェクトへの期待は大きい。 

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード