HOMEストーリー 元ディズニーのアニメーターが妻の死後に描いた「絵日記」に胸が熱くなる

元ディズニーのアニメーターが妻の死後に描いた「絵日記」に胸が熱くなる

遠藤まゆみ

2018/05/06(最終更新日:2018/05/02)


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Twitter/@GaryScribbler

Gary Andrewsさん(@GaryScribbler)は10歳と7歳の2人の娘を持つ元ディズニーのイラストレーター。

3年前の54歳の誕生日から「いたずら書きのダイアリー」と称したイラスト日記を描き始めています。

ところがGaryさん一家に悲劇が襲います。2017年7月、Garyさんがカナダに出張中に妻のJoyさんが体調を崩しました。JoyさんもGaryさんもインフルエンザにかかったのだと思っていたところ容態が悪化し、病院に運ばれましたが敗血症のため突然この世を去ってしまったのです。
「妻は19年間私のソウルメイトでした。彼女は美しく、親切で寛大で面白い人だった。彼女を失って、私は自分の半分がなくなったと感じました」(Garyさん)
この悲しみをなんとか乗り越えようとした時、やはりGaryさんには“描くこと”が一番重要だったようで、感情をぶつけるかのように「いたずら書きのダイアリー」を毎日描き続けました。その内容は、突然失った最愛の妻を亡くした悲しみに満ちたものばかりでした。これは、娘たちが「パパも死んでしまうのではないか」という恐怖で眠れなかった時のことだそうです。現在はそれぞれ自分のベッドで眠れるようになっています。

娘と会話するGaryさんの背後にJoyさんがそっと寄り添っているものや、娘たちが母親を恋しがっていたり、逆に自分を慰めてくれたり……Garyさんの絵が温かいだけに、かえってGaryさんの一家の悲しみが強く伝わってきます。

シングルファーザーとなった自分の忙しさ、背負うものの大きさを感じてるようです。クリスマスプレゼントを買うGaryさん。Joyさんが後ろから寄り添ってプレゼントを選んでいます。年末。ソファーがとても大きく感じられると描いています。Joyさんの遺灰を木の根元に撒いた日のことです。現在はシェイクスピアが登場したり、娘たちの言葉に成長を感じたりすることを描くようになり、少しずつGaryさんが明るさを取り戻しているようです。GaryさんはTwitterに #doodleaday のハッシュタグをつけて投稿しており、多くの人がこの投稿を楽しみにしています。Garyさんに励ましのメッセージを送る人も少なくありません。日記はこの4月で3年目を迎えました。

「日記は私の治療法です」と語るGaryさん。敗血症への認識を高めるための目的もあるそうです。今までも現在も温かい家庭であったことがよくわかるGaryさんの日記をチェックしてみてください。


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