
behance.net/Josh Rossi
写真家のJosh Rossiさん(@joshrossiphoto)は、病気や障害を持つ子供たちに「スーパーヒーロー」のコスチュームを着てもらい、本物のポスターのように仕上げてプレゼントするプロジェクトに取り組んでいます。
Rossiさんは以前、娘のために「ワンダー・ウーマン」と「美女と野獣」のベルのコスチュームを着せ、写真を撮ったことからプロジェクトを思い付き「スーパーパッションプロジェクト」として始めることにしたそうです。
「がんなど様々な病気の子どもたちの弱点を、強みに変えるというのがコンセプトでした」(Rossiさん)
撮影用の衣装はこのプロジェクトのために寄贈されたものだそうです。
コスチュームを着た子供たちに、Rossiさんが背景などを合成して本物の映画ポスターのように仕上げました。
全員で集合したバージョンも作成し、映画「ジャスティス・リーグ」風のポスターを制作。「ジャスティス・リーグキッズ」と名付けました。

behance.net/Josh Rossi
ポスターを見て親子で大喜び
完成したポスターをそれぞれの子どもたちが見た時の興奮ぶりは、見ているこちらも温かい気持ちになります。出来上がったポスターを目にすると、どの子も大きな声を上げて満面の笑みを浮かべます。
重い心臓の病気を患うテガン君。彼がなりたいヒーローはスーパーマンです。

behance.net/Josh Rossi
ソフィーちゃんは悪性小児がんを抱えています。彼女が変身したのはスーパーウーマン。

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Zaiden君は重度のADHD(注意欠如・多動性障害)です。彼の希望はフラッシュ。

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白血病と闘うMataese君は、アクアマンに変身しました。

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生まれてすぐ両足を切断、義足で生活しているKayden君はサイボーグに。

behance.net/Josh Rossi
どの子も、一緒に見たお母さんも本当に嬉しそうな表情。
本物のスーパーヒーロー以上に、闘う子供たちの元気につながったようです。
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