HOMEライフスタイル 震災から3年。主婦は「家から近い」仕事を希望するように

震災から3年。主婦は「家から近い」仕事を希望するように

九森信造

2014/03/27(最終更新日:2014/03/26)


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早いもので、東日本大震災から3年の月日が経った。震災が私たちの意識に与えた影響は非常に大きかったようだ。

先日、76.3%が「防災の必要性を感じるようになった」との調査結果が出てきたが、今度は主婦の62.7%が「震災によって仕事選びに影響が出ている」と答えた調査結果が登場した。「しゅふJOB」が2014年3月20日に発表したものだ。

「家から近い職場」「融通の利く時間帯」を希望

では、仕事選びにどのような変化が起こっているのだろうか。同調査の対象者は、主婦向けの求人情報サイト「しゅふJOBサーチ」の登録者でほとんどが主婦。主婦の間では「災害時すぐに帰宅できるように家から近い職場を希望するようになった」(37.5%)、「家族との時間を優先してより融通の利く時間帯を希望するようになった」(32.3%)といった変化が起きたようだ。

上の2項目の変化については、特に子どものいる家庭で顕著に表れている。

なるべく仕事はしたいが、やはり家族を優先したい

同調査では女性の声として、「震災などで突然働けなくなることもあると思うと、なるべく仕事はしていたいなと思った」(神奈川県 31歳)と仕事に積極的な声もある一方、「労働環境や災害対応など、きちんとした考えを持った職場に勤めたいと思うようになった」(埼玉県 49歳)と万が一を気にする声もあった。

中には、「20階以上の高層ビルでは働きたくない」(千葉県 38歳)、「帰宅難民に遭遇したくなく、家から近い場所を探している」(神奈川県 39歳)など、非常に具体的な条件を考えている声もある。

女性の働く環境を整備するには、こういった災害への対策も必要なのだろう。


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