Mayuko Onoさんの記事一覧

  • 国際規格化で世界にNATTOを:日本納豆と知られざるアジア納豆

    国際規格化で世界にNATTOを:日本納豆と知られざるアジア納豆

    2016年5月農林水産省は、日本の伝統的食材である“納豆”のブランドを守るため、食品の国際規格を作るコーデックス委員会に納豆の規格策定を求める方針を固めた。このコーデックス委員会は、消費者の健康の保護、食品の公正な貿易の確保等を目的として、1963年にFAO及びWHOにより設置された国際的な政府間機関であり、国際食品規格の策定等を行っている。国際食品規格自体は罰則も強制力も持たないが食品を巡る国

  • 近年相次ぐ大手食品メーカーの異物混入事件:企業の危機管理とその代償

    近年相次ぐ大手食品メーカーの異物混入事件:企業の危機管理とその代償

    こちらは、異物混入ではないが、2016年11月1日には「株式会社肉の石川」が製造した製品から病原性大腸菌O‐157が検出され、2人の重症患者を出す事態が起きた。近年絶えない異物混入等の食品衛生問題だが、これまで起きた食品メーカーの異物混入事件は一体どれほどの影響を及ぼしたのだろうか。各企業の事件に対する対応や、その他の製品や企業自体にどれほど影響があったかを中心に、食品メーカーは消費者に対してど

  • 最新技術で実用化へ:「どこでもドア」「みえる電話」さらにドローンを使った新ビジネスがスタート

    最新技術で実用化へ:「どこでもドア」「みえる電話」さらにドローンを使った新ビジネスがスタート

    通勤ラッシュ時の駅のホーム、電話での会話など、健常者が難なくこなす作業も障がい者にとっては困難な場合もある。そんな中、多くの企業は障がいを持つ人でも住みやすい世の中を作るために試行錯誤を繰り返している。今回は、皆が同じよう快適に生活するために開発された最新のサービスや、製品を紹介していこうと思う。近頃、各鉄道会社でホームドアの設置を急ぐ背景には、相次ぐ転落事故を防ぐ狙いがある。2016年8月には

  • 平均予算差は2億円超! 米国式ドラマ制作でわかる、国内テレビ市場とシステムの違い

    平均予算差は2億円超! 米国式ドラマ制作でわかる、国内テレビ市場とシステムの違い

    最近ではインターネットの普及により、若者のテレビ離れが進んでいる。歴代の民放ドラマで最高の視聴率を誇っているTBSの「積み木くずし」(1983年放送)は平均視聴率35.7%、最終回の最高視聴率は45.3%という数字に対して、近年の民放ドラマは視聴率が取りやすいと言われているゴールデンタイム(19時~22時)でも平均で7%前後、10%行けば上々の数字とされている。日本の民放キー局が連続ドラマの1話

  • モノ消費からコト消費へ:時代に合わせて生まれ変わる銀座の新スポット“GSIX”が明らかに!

    モノ消費からコト消費へ:時代に合わせて生まれ変わる銀座の新スポット“GSIX”が明らかに!

    再開発の進む東京・銀座に「GINZA SIX」(通称GSIX)が来年4月にオープンする。そして10月26日、GSIXの概要が発表された。今までと大きく変わるのは、その商業施設のあり方だった。GSIXが新たに試みる時代に合わせた商業施設のあり方とは一体どのようなものか。そして、現代の消費スタイルはどうなっているのか見ていきたい。2016年10月26日、「大丸松坂屋百貨店」や「パルコ」などを傘下に持

  • 現代社会が抱える深刻な“恐怖症”:誰もが予備軍? SNS病「FOMO」と「MOMO」とは

    現代社会が抱える深刻な“恐怖症”:誰もが予備軍? SNS病「FOMO」と「MOMO」とは

    高所恐怖症や閉所恐怖症という言葉は一度は耳にしたことがあるだろう。高い場所や狭い空間に苦手意識を持つ症状で、日本では、女性で約13%、男性で約4%の割合で発症されると言われている。では、読者の皆さんは「FOMO」と「MOMO」という言葉を耳にしたことがあるだろうか。今回は現代特有の恐怖症「FOMO」と「MOMO」そして実在する様々な恐怖症について紹介したいと思う。世界中の人が利用するFacebo

  • “ロボットスマホ”や“CG女子高生”で返り咲きを図る:役員報酬ゼロを決めたシャープの今

    “ロボットスマホ”や“CG女子高生”で返り咲きを図る:役員報酬ゼロを決めたシャープの今

    液晶テレビで一世風靡したシャープ株式会社。2010年まで使用されていた「目の付け所がシャープでしょ。」というキャッチ―なスローガンと「世界の亀山モデル」は誰もが耳にしたことがあるだろう。そんなシャープだが、2011年頃から経営不振に陥ってからなかなか立て直すことができず、2016年8月、台湾の鴻海精密工業に買収された。そして同年9月、社長である戴正呉氏は、経営再建のために役員報酬をゼロにすると発

  • 最悪の経営状況から復活後、事業拡大の一手:新たな挑戦「ANAのおいしいコレクション」とは?

    最悪の経営状況から復活後、事業拡大の一手:新たな挑戦「ANAのおいしいコレクション」とは?

    ANAグループにて、機内食の企画などを担う株式会社ANAケータリングサービスは先日、2016年10月より、外販の新事業ブランドである「ANAのおいしいコレクション」を立ち上げることを発表し注目が集まった。航空運送の他にも生鮮食品、加工食品業まで事業拡大するなど好調なANAのように思えるが、ここに至るまでには、様々な困難を乗り越えてきた。ANAの大赤字からリーマンショックを乗り越え、営業黒字へ回復

  • キャラクタービジネスの先駆者“ディズニー”に学ぶ:日本の「ライセンス」市場の今後

    キャラクタービジネスの先駆者“ディズニー”に学ぶ:日本の「ライセンス」市場の今後

    ディズニーを代表するキャラクター“ミッキーマウス”。世界中で愛される彼をビッグスターへと導き、成功を果たしたディズニーが行うライセンス契約はご存知だろうか。日本でも、世界中で活躍する有名なキャラクターが数々存在するが、ディズニーとはまるで市場規模が違う。その要因をディズニーが行うビジネスの展開との相違を見てみよう。国内でもミッキーに会える場所といえば、千葉県浦安市に位置する、国内最大級のテーマパ

  • ロバのパン屋さん・電話交換手・カストリ雑誌業……:20代が知らない「昭和の消えた職業」

    ロバのパン屋さん・電話交換手・カストリ雑誌業……:20代が知らない「昭和の消えた職業」

    近頃、小学生の憧れの職業ランキング3位にyoutuberが入るなど、職業とはその時代背景を象徴するものである。世の中には時の流れや、技術の進歩によって消滅していった職業がいくつも存在する。今回は、その無くなった職業の一部を時代背景と一緒に紹介していきたいと思う。今日においては技術の進歩によって機械化、ロボット化が当たり前のように思えるが、たった数十年前までは、今では考えられないようなアナログな手

  • プロ経営者が就任するも僅か3カ月で退任:業績立て直しに苦戦するベネッセの今後

    プロ経営者が就任するも僅か3カ月で退任:業績立て直しに苦戦するベネッセの今後

    2014年顧客個人情報流出の不祥事から2年が経ち、ベネッセは先日、また新たな社長が就任することを発表した。今回は、近年不振に喘ぐベネッセが、ここ2年間でプロ経営者3人の就任・退任を繰り返してきた改革と、今後のベネッセの展望について言及していきたい。ベネッセが発表した2017年3月期の営業見通しによると、売上高は、介護・保育事業の伸長、中国の通信教育事業の業績拡大等による増収がある一方で、主力の国

  • 小さな酒蔵から生まれた、世界の「SAKE」:なぜ日本酒は世界で評価されたのか?

    小さな酒蔵から生まれた、世界の「SAKE」:なぜ日本酒は世界で評価されたのか?

    「SAKE」という言葉を目にしたことはあるだろうか。「SAKE」は海外における日本酒のことを指し、今世界で「SAKE」が注目されている。なぜ注目されるようになったのか、また海外に向けた日本酒の戦略を見てみたいと思う。2013年12月、ユネスコ無形文化遺産に日本の「和食」が登録されたのは記憶に新しいだろう。これを契機に和食文化が少しずつ世界に浸透していった。「和食」が登録されたと言っても、寿司や天

  • 便利な暮らしの基盤? 私たちの知らない“外国人ブラック労働”の実態

    便利な暮らしの基盤? 私たちの知らない“外国人ブラック労働”の実態

    最近、町中で外国人が働いているのをよく目にする。朝早くバイクにまたがり新聞配達する外国人の若者や、工場の作業着を身にまとった人々。われわれにとってごく普通に見える毎日のこの光景。だが、その裏に隠れた外国人労働者の雇用の状況・実態は驚くべきものだった。平成27年10月に厚生労働省が発表した“「外国人雇用状況」の届け出状況まとめ”のデータによると、外国人労働者数が91万人を突破し、過去最高数値を記録

  • “喫煙コスト”による損失は約3兆円?:意外と知られていない“たばこ税”のキホン

    “喫煙コスト”による損失は約3兆円?:意外と知られていない“たばこ税”のキホン

    平成28年4月より国税庁はたばこ税関係法令を改正。それに伴いJTは主力ブランド「メビウス」など6ブランドを10~50円アップすることを発表した。そんな近年の"煙草事情"だが、煙草に関連する世の中のカネの動きについて考えたことはあるだろうか。意外と知られていない"たばこ税"について見ていこうと思う。たばこ税のそもそもの始まりをご存知だろうか。煙草が専売制だった1898年~1984年は❝国たばこ税❞

  • “デジタルの先駆者”から100店舗閉鎖へーー米百貨店「メイシーズ」が飲んだ“オムニチャネルの毒”

    “デジタルの先駆者”から100店舗閉鎖へーー米百貨店「メイシーズ」が飲んだ“オムニチャネルの毒”

    アメリカが誇る百貨店“メイシーズ”をご存知だろうか。先日、メイシーズは2017年初頭までに728店舗のうち100店舗を閉鎖することを発表した。果たしてメイシーズの企業戦略とはどのようなものだったのか。メイシーズは1851年、マサチューセッツ州ヘイヴァリルにてローランド・ハッシー・メイシー氏によって高級衣料品店として創業されたのが始まりである。1858年にニューヨークに移転、マンハッタンに最初の店

  • “目薬をさして”見えてきた「動物実験のイマ」:製品開発に潜む大きな犠牲

    “目薬をさして”見えてきた「動物実験のイマ」:製品開発に潜む大きな犠牲

    特に何も考えず、日常的に使っている目薬やクスリ。それらが市場に出回る前、どのようにして開発されたか考えたことはあるだろうか。新しいモノを開発する際、避けては通れないのが"実験"である。製品に使用されるあらゆる物質の安全性や、有効性を試すのに行われる実験の中に"動物実験"があるのはご存知だろう。今回はこの、動物実験に対する日本と世界の動向・現状をみてみたいと思う。動物実験とは、ヒトに対して危険が生

  • 世界の人口の半分が一日2ドル未満で生活をしている:他人事ではない「貧困問題」

    世界の人口の半分が一日2ドル未満で生活をしている:他人事ではない「貧困問題」

    世界には、全人口が毎日3500キロカロリーを摂取するのに十分な食糧がある。しかし、国連開発計画の委託を受けた人間開発白書によると、世界の7人に1人が飢餓状態にあるという。また、世界の人口の半分が1日2ドル未満で、12億人が1日1ドル未満で生活しているという状態をご存知だろうか。現在、国際社会における貧困を図る尺度は、すべて貨幣価値で示されるようになっている。「貨幣価値で示される」指数からの脱却を

  • 食べ物だけじゃない、有名ブランドの「ふるさと納税」返礼品:アディダス他、揃うファッションアイテム

    食べ物だけじゃない、有名ブランドの「ふるさと納税」返礼品:アディダス他、揃うファッションアイテム

    “ふるさと納税”をご存知だろうか。最近では制度も改革されて気軽に利用できるようになったためより身近な存在になりつつある。今まではふるさと納税の制度を使って、自分の出身地に寄付したり、食べ物などの特産物を堪能する人が多かった。しかし、ふるさと納税は今、食べ物だけでなく、ファッションアイテムなどの充実を見せている。今回は、最近新しくふるさと納税に参加した有名ブランドと、普段使いしやすいファッション・

  • “名刺はもらってからが9割”:「人の記憶に残る」ための名刺保管・活用法

    “名刺はもらってからが9割”:「人の記憶に残る」ための名刺保管・活用法

    ビジネスにおいて必要不可欠である“名刺”。特に名刺交換の場は自分の第一印象を与える機会である。そんな“名刺”だが、あなたは頂いた名刺をどのようにして保管しているだろうか。今回は、たまる一方で管理の面倒な名刺の保管法と、そんな名刺を最大限活用するストラテジーにフォーカスしたい。名刺交換をした後、頂いた名刺はどのように保管しているだろうか?以前に交換したのに名刺が見当たらない……どの名刺が誰だかわか

  • キャンプは古い?ホテルは高い? “グランピング”で叶える「良いトコどり」の休日

    キャンプは古い?ホテルは高い? “グランピング”で叶える「良いトコどり」の休日

    仕事に追われる日々の中で、たまには自然の中でリフレッシュしたいと思うことはないだろうか。今回は週末や短い休みでも自然をたっぷり楽しむことができるラグジュアリーなひと時、"グランピング"を紹介しよう。グランピングとは、グラマラス(glamorous)とキャンピング(camping)を組み合わせた造語で、自然環境の中でキャンプなどのアウトドアを楽しみつつ、高級ホテルで過ごすような贅沢な時間を楽しむ新