清藤秀人さんの記事一覧

  • 大ヒット映画「キングスマン」の続編には見逃せないメンズアイテムが凝縮!!

    大ヒット映画「キングスマン」の続編には見逃せないメンズアイテムが凝縮!!

    「サヴィル・ロウ」とは世界に名だたるロンドンの高級紳士服街。小説家のイアン・フレミングは代表作「007シリーズ」の中で、ジェームズ・ボンドが仕事着として愛用する仕立てのいいブリティッシュ・スーツは、すべてサヴィル・ロウ製だと記している。かつてはウィンストン・チャーチル元英国首相、そして、チャールズ皇太子を始めイギリス王室もこの街のVIPリストに名を連ねている。そのサヴィル・ロウがスパイ映画の舞台

  • 菅田将暉が号泣しながら解散ライブの舞台に立つ映画版「火花」の臨場感!!

    菅田将暉が号泣しながら解散ライブの舞台に立つ映画版「火花」の臨場感!!

    現役のお笑い芸人が書いた純文学が第53回の芥川賞を受賞して、原作者の又吉直樹が一躍時の人になったのは、思い返せば2年前の夏のこと。翌年には、Netflixと吉本興業がネット配信ドラマを制作し、そのまた翌年には前年に配信されたドラマをNHKが再編集して放送する。そんな最強のキラーコンテンツ「火花」が、今度は映画になった。メディアや形式が違っても、描かれるのはお笑いの魅力に取り憑かれた若手芸人たちが

  • R指定ホラー史上最大にして“最恐”のヒット作「イット」が本当に怖い理由

    R指定ホラー史上最大にして“最恐”のヒット作「イット」が本当に怖い理由

    秋に続々と公開される話題のホラー映画の中でも、一際異彩を放つのが「イット/“それ”が見えたら、終わり。」。「スタンド・バイ・ミー」や「ミザリー」で知られるモダンホラーの旗手、スティーブン・キングの原作の中でも、“最恐”と言われる代表作の映画化だ。まずは全米での反響が“最恐”。公開前にネット上にアップされた予告編の再生回数が、何と24時間で1億9,700万回という史上最多を記録。その後、9月8日に

  • イスタンブールの猫はペットじゃなく野良。究極の猫映画「猫が教えてくれたこと」

    イスタンブールの猫はペットじゃなく野良。究極の猫映画「猫が教えてくれたこと」

    今は空前の猫ブーム。今年、日本のペット市場で長年首位を守ってきた犬が、その座を遂に猫へ明け渡した。猫の国内の現存数は約1,000万匹、その経済効果は2兆3,000億円と言われている。すでに破綻濃厚な“アベノミクス”に対し、2015年に経済用語として浮上した“ネコノミクス”効果は、どうやらホンモノみたいだ。女性誌の猫特集やテレビの「岩合光昭の世界ネコ歩き」がブームを煽る中、ここ数年、劇場では毎年の

  • 失敗作か否か?全米で賛否両論「ブレードランナー2049」レビュー

    失敗作か否か?全米で賛否両論「ブレードランナー2049」レビュー

    今、映画界は「ブレードランナー2049」の全米興収が予想外に低かったことから、「失敗作か否か」という話題で持ちきりだ。失敗の理由としては、1982年にリドリー・スコットが監督した前作「ブレードランナー」を観ている層が40代以上の男性に限られている点、それを読み切れなかった配給元が幅広い世代をターゲットにしたプロモーションを展開しなかった点、そして、163分という上映時間、などが指摘されている。当

  • 猿のシーザーは理想のリーダー像か?ビジネスパーソン必見の映画「猿の惑星」最終章

    猿のシーザーは理想のリーダー像か?ビジネスパーソン必見の映画「猿の惑星」最終章

    未知の惑星に不時着し、そこに住む進化した猿たちの奴隷と化した宇宙飛行士が、脱出を試みた先の浜辺で朽ち果てた“自由の女神像”を発見して号泣する。彼が、そして観客が未知の惑星と思っていたのは、あろうことか、未来の地球の惨めな姿だったのだ……。人類の未来像を最後はタイムスリップを用いて大胆に予測し、SF映画史にその名を刻む「猿の惑星」は、その後、続編4作が製作されるほどの人気シリーズとなり、一旦終了。

  • 敏腕パイロットからコカインの運び屋に?トム・クルーズが体を張って演じる最新映画は実話かホラ話か

    敏腕パイロットからコカインの運び屋に?トム・クルーズが体を張って演じる最新映画は実話かホラ話か

    ジョニー・デップ、ブラッド・ピット、キアヌ・リーヴスと、みんな各々の方法で50代のキツい坂を乗り切ろうとしている中で、彼らと同世代でありながら、今もメジャースタジオ(キアヌの「ジョン・ウィック」は独立系)が製作するアクション映画の看板スターとして、文字通り、体を張っているのがトム・クルーズ(55歳)だ。彼が“最後のハリウッドスター”と言われるのはそのためだ。トムが現在撮影中の「ミッション・インポ

  • 働くすべての人に元気をくれる!闘うリケジョたちの勇姿が眩しい映画「ドリーム」がついに公開

    働くすべての人に元気をくれる!闘うリケジョたちの勇姿が眩しい映画「ドリーム」がついに公開

    もうすっかり過去の出来事みたいだが、今年の第89回アカデミー賞(R)で作品賞候補となった8作品の内、7作品はすでに様々な形で日本公開済みだ。5作品は幸運にも劇場公開され、「最後の追跡」はNetflixでストリーミング配信、「フェンス」はDVDスルーとなった。そして、全米公開から遅れること9ヶ月、作品賞最後の候補作「ドリーム」が、やっと今月末、劇場公開となる。この作品、当初副題に記されていた“私た

  • 日本人も目から鱗!“日本”が凝縮されたストップモーションアニメ「KUBO」の見どころ

    日本人も目から鱗!“日本”が凝縮されたストップモーションアニメ「KUBO」の見どころ

    昨年度の映画賞レースに於いて、実に83ノミネート、うち27受賞というとてつもない快挙を成し遂げたストップモーション・アニメーションがある。アカデミー賞の長編アニメ部門では、受賞作「ズートピア」や「モアナと伝説の海」などと並んで候補に挙がり、同賞の視覚効果賞でもCGIですべての動物と背景を描き切った「ジャングル・ブック」に敗れたものの、ストップモーションアニメ作品としては「ナイトメアー・ビフォア・

  • まるでパンクロックのMV? シャーリーズ・セロン主演のスパイ映画「アトミック・ブロンド」

    まるでパンクロックのMV? シャーリーズ・セロン主演のスパイ映画「アトミック・ブロンド」

    現在公開中の「ワンダーウーマン」は、セクシーなだけのアメコミ・ヒロインの枠を軽く飛び越え、どんな場面でも信念を曲げないパワフルでしなやかな女性像を確立して、世界的ヒットを打ち立てると同時に来年のオスカー候補の呼び声も高い。女性監督としてハリウッド映画史上最高の収益をあげたパティ・ジェンキンスは、2019年公開予定の続編でもメガホンを任されることになった。男社会のハリウッドで気を吐いているのは女性

  • 米映画批評サイトで今年最高の99%を獲得!スリラー映画を超えた「ゲット・アウト」が衝撃的すぎ!!

    米映画批評サイトで今年最高の99%を獲得!スリラー映画を超えた「ゲット・アウト」が衝撃的すぎ!!

    「全米が泣いた!」「今年最高のオープニング記録樹立!」「本年度アカデミー賞最有力!」……。日本公開を前に多くのハリウッド映画が用いる代表的なキャッチフレーズである。しかし、最近よく目にするのは、「映画サイト“RottenTomamoes”で90%の絶賛」というキャッチではないだろうか?“Rotten Tomamoes”とは映画評論家による映画レビューを1箇所にまとめたサイトで、開設されたのは19

  • 現地の臨場感が凄い!映画「エルネスト」で日本とキューバの知られざる繋がりをオダギリジョーが熱演

    現地の臨場感が凄い!映画「エルネスト」で日本とキューバの知られざる繋がりをオダギリジョーが熱演

    キューバと日本は、カリブ海と極東の違いはあるにせよ、同じ形状を持つ島国同士。野球では世界のタイトルを奪い合うライバル同士でもある。さらに歴史の細部を紐解くと、両国の間には意外な交流があったことを教えてくれるのが映画「エルネスト」だ。物語は、第二次大戦終結から14年が経過した1959年7月、アメリカ軍による原爆投下で壊滅的な被害を被った広島から始まる。この地に、後のキューバ首相フィデル・カストロと

  • オリンピック誘致でも暗躍したロビイストを描く「女神の見えざる手」はブランド通も必見の艶やかさ!

    オリンピック誘致でも暗躍したロビイストを描く「女神の見えざる手」はブランド通も必見の艶やかさ!

    ハリウッドスターとハイブランドの付き合いは長い。オードリー・ヘプバーンとジバンシー、グレース・ケリーとエルメス、ジェニファー・ローレンスとディオール、リリー=ローズ・デップとシャネルが、イメージモデル、またはミューズという形で互いにコラボして来た。同じくスイスの高級時計及びハイジュエリーブランド、ピアジェから“インターナショナル・アンバサダー”に任命されているのが、ジェシカ・チャステインだ。近年

  • 進化型エイリアンが人体を食い千切る!! 新アイテム満載の映画「エイリアン:コヴェナント」

    進化型エイリアンが人体を食い千切る!! 新アイテム満載の映画「エイリアン:コヴェナント」

    SF映画と言えば「スター・ウォーズ」。マニアなら「ブレードランナー」。SFスリラーが好きな人にとって「エイリアン」は外せないだろう。 偶然なのか、今年は代表的な3作を引き継ぐ最新作が相次いで公開される。実に35年ぶりとなる続編「ブレードランナー2049」が10月27日、「スター・ウォーズエピソード8/最後のジェダイ」が12月15日、そして、日本公開間近(9月15日)なのが「エイリアン:コヴェナン

  • 週刊SPA!連載コミックが映画化!「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」

    週刊SPA!連載コミックが映画化!「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」

    「週刊SPA!」に連載後、単行本になった漫画家でコラムニストの渋谷直角の人気コミック「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」を、「モテキ」(11)の大根仁監督が映画化。思わせぶりな長いタイトルがほのめかす通り、切なくて危ないラブコメディがサブカル感満載で展開する!“奥田民生になりたいボーイ”こと主人公のコーロキ・ユウジ(妻夫木聡)は、常に力まず、人目を気にしないマイペースの権化

  • 本物の戦闘機がドッグファイトし、本物の駆逐艦が海に浮かぶ!映画「ダンケルク」の半端ない臨場感!

    本物の戦闘機がドッグファイトし、本物の駆逐艦が海に浮かぶ!映画「ダンケルク」の半端ない臨場感!

    「ダークナイト」(08)や「インセプション」(10)で知られる現役最高峰のフィルムメーカー、クリストファー・ノーランが、初めて史実に基づいた戦争映画を監督し、すでに世界各国で絶賛の嵐が吹き荒れている。早くも来年度のオスカー受賞すら取り沙汰される、今、最もホットな映画「ダンケルク」の日本公開まで、いよいよ後約1ヶ月となった。因みに、全米公開前の7月3日から1週間、TwitterやFacebookな

  • 韓国発・新パンデミック映画「新感染」は、どこがどう震撼させるのか?

    韓国発・新パンデミック映画「新感染」は、どこがどう震撼させるのか?

    ゾンビとパンデミック(爆発感染)を掛け合わせた大ヒット映画が韓国からやって来る。昨年のカンヌ映画祭に出品された際、各国のジャーナリストから絶賛され、実に156ヶ国から買付オファーが殺到したという「新感染 ファイナル・エクスプレス」だ。さて、瞬きする間もなく猛スピードで走り去る“密室移動パニック映画”の気になる中身とは……。ある朝、ソウル駅を出発したプサン行特急列車KTX101号で、謎のウィルスに

  • アフリカ移民2世から世界的スターへ!オマール・シー主演映画「あしたは最高のはじまり」

    アフリカ移民2世から世界的スターへ!オマール・シー主演映画「あしたは最高のはじまり」

    今、フランスで最も人気があるセレブは誰か? 答えは、オマール・シーだ。 昨年、フランスの全国紙“ル・ジャーナル・デュ・ディマンシュ”が行った人気投票で、堂々1位に輝いたのだから間違いない。因みに、同じ映画界からオマールに次いで10位以内にランクインしたのは、5位のジャン・レノと7位のソフィ・マルソーのみだった。オマール・シーと聞いて、「X-MEN」シリーズの第7作、「X-MEN : フューチャー

  • 余命宣告を無視して生き続ける元NFLプレーヤーのドキュメント映画「ギフト 僕がきみに残せるもの」

    余命宣告を無視して生き続ける元NFLプレーヤーのドキュメント映画「ギフト 僕がきみに残せるもの」

    ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症した元NFLのスター選手が、やがて生まれてくる我が子のために撮影したビデオダイアリーが、一編のドキュメンタリー映画になった。 しかし、「ギフト 僕がきみに残せるもの」は単にトップアスリートが難病と闘う姿を追った難病ドキュメントではない。そこから、父と息子の普遍的な関係や、アメリカ人気質とアメリカという国の仕組みが見えてくるのだ。 主人公のスティーヴ・グリーソ

  • アベンジャーズに本格参戦? 史上最年少のスパイダーマンは細マッチョのお手本!!

    アベンジャーズに本格参戦? 史上最年少のスパイダーマンは細マッチョのお手本!!

    15歳の高校生、ピーター・パーカーことスパイダーマンが、「スパイダーマン:ホームカミング」でアイアンマンなどが所属する“マーベル・シネマティック・ユニバース”に本格参戦する。 公開前からファンの期待値が高かった待望のシリーズ最新作だが、蓋を開けたら作品の完成度は期待以上。新鮮さではもしかしてこの夏一番かも知れない。とりあえず、「スパイダーマン」シリーズの歴史をお復習いしておこう。まず、原作コミッ