菊池喬之介さんの記事一覧

  • 商品を手に取りそのまま出て行くだけ:「Amazon Go」は世界の小売業界を支配するのか?

    商品を手に取りそのまま出て行くだけ:「Amazon Go」は世界の小売業界を支配するのか?

    商品を手に取り、レジを通さず、そのまま出て行く。それだけで買い物が成立するSFのような話が現実となる。Amazonは2017年初めに無人店舗「Amazon Go」の一号店をアメリカ、シアトルにオープンすることを発表した。買い物におけるすべてのストレスが排除されたこのAmazon Goの全貌を紹介していく。最短で1時間配達を可能にした「Amazon Prime Now」や専用ボタンを一押しするだけ

  • 2月24日実施スタートする「プレミアムフライデー」、浸透のカギはパリピとAI

    2月24日実施スタートする「プレミアムフライデー」、浸透のカギはパリピとAI

    「月末金曜は、少し早めに仕事を終えて、ちょっと豊かな週末を楽しみませんか?」月末金曜は午後3時に退社する「プレミアムフライデー」が2月24日にスタートする。政府が掲げる「働き方革命」の一環として進められている官民一体となったプロジェクト。同時に増えた余暇を消費に喚起する思惑もある。実施目前になり、早めの出社を促す企業や当日に向けて様々なイベントを企画する企業も続々と出てきている。その一方でその効

  • 万引きの「計画」で即逮捕? テロ対策の「共謀罪」が私たちの生活を変えてしまう可能性について

    万引きの「計画」で即逮捕? テロ対策の「共謀罪」が私たちの生活を変えてしまう可能性について

    東京オリンピックを3年後に控えた今年、国会ではテロ対策の法案を急ピッチで進めている。与党は「共謀罪」を「テロ準備罪」に名称を変更して、4度目の法案提出だ。だが、法案によって市民の生活が脅かされるのではないかと野党、そして与党内からも指摘されている。共謀罪とはどのような罪をいうのか、そしてその問題点を簡潔に解説していく。共謀罪とは重大な犯罪にあたる行為を「団体の活動として」「組織により」実行しよう

  • 背水の陣で臨む新型ゲーム機「Nintendo Switch」:変わりつつある“京都の老舗”任天堂

    背水の陣で臨む新型ゲーム機「Nintendo Switch」:変わりつつある“京都の老舗”任天堂

    ついに任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」が3月3日発売予定。実に4年振りの同社新型ゲーム機に、ユーザーの期待は否応なく膨らんでいる。昨年は「ポケモンGO」や「スーパーマリオラン」など社会現象を巻き起こしたタイトルを送り込んできた任天堂が発表した渾身の新ハードとなる。ただ、最近の任天堂と言えば「Wii U」が「Wii」の一割程度の販売台数に終わったことも

  • トランプがトヨタを名指しで批判「アメリカ・ファースト」と企業はどのように付き合うべきか

    トランプがトヨタを名指しで批判「アメリカ・ファースト」と企業はどのように付き合うべきか

    トランプ氏は大統領選挙戦から一貫して「アメリカ・ファースト」を掲げている。その実現のために、「メキシコとの国境に壁を築く」、「中国製の製品に多額の関税をかける」など現実的ではない発言もしてきた。 これらがパフォーマンスとしての発言にしろ、トランプ氏が経済的にアメリカを復活させるために自国に産業を呼び戻そうとしているのは本気のようだ。TPPやNAFTAに批判的な発言をし、国外を製造拠点とする特定の

  • 2017年は欧州選挙の年:激動の“ポスト現代”で注目すべき国際政治リスク

    2017年は欧州選挙の年:激動の“ポスト現代”で注目すべき国際政治リスク

    2016年はまさに激動の年であった。3月のベルギーのテロを皮切りにフランスやドイツなどでテロが頻発。他にも「パナマ文書」やイギリスのEU離脱、アメリカの大統領選におけるトランプ氏勝利などエスタブリッシュメントへの不満の高まりが顕著に見られた。反グローバリズムとポピュリズムが台頭しつつある現在の流れ、は2017年にも引き継がれるだろう。そのような国際情勢を鑑みて、2017年に注目すべき主な政治イベ

  • 「AI」がヤフーの週休3日を生産的にする:無駄な仕事「シャロー・ワーク」の削減が実現への鍵に

    「AI」がヤフーの週休3日を生産的にする:無駄な仕事「シャロー・ワーク」の削減が実現への鍵に

    昨今、日本の労働環境問題が叫ばれて久しい。度を越した残業や年功序列の賃金制度などの問題点はまだ残ったままだ。今年は電通の女性社員の自殺があったこともあり、ブラック企業や日本の企業体制に改めて注目が集まっている。そんな中、ヤフージャパンが週休3日制の構想を打ち出したことに「これはいい」と感じた人も多いことだろう。プライベートを充実させられるし、次の仕事への準備も万全にできる。その一方で、今まで5

  • 通夜と告別式どっちに行くべき?香典はいくら包む?知らないと恥ずかしい葬式マナー

    通夜と告別式どっちに行くべき?香典はいくら包む?知らないと恥ずかしい葬式マナー

    親族が、友人が、取引先の人が亡くなった。別れはいつでも突然に起こるもの。近しい人が亡くなった場合誰しも悲しみの思いにかられると同時に、香典や弔電など社会人としてやらなければならないことがたくさん出てくる。 葬式に参列するのは人生に数えるほどであるゆえに、そのマナーは忘れがちだ。そのときが来た時に慌てないようにマナーを確認しておこう。葬式に呼ばれると多くのしなければならないことがあり、戸惑ってしま

  • 日ロ首脳会談は本当に「ウィンウィン」だったのか:70年続く北方領土問題解決には茨の道が待っている

    日ロ首脳会談は本当に「ウィンウィン」だったのか:70年続く北方領土問題解決には茨の道が待っている

    12月15日、16日にかけてプーチン大統領が来日し、日ロ首脳会談が行われた。今回の来日で安倍首相との会談は2006年発足の第一次政権から数えて16回目となる。焦点となったのは、主に北方領土問題と経済協力の2点だ。特に北方領土問題は長年解決されていない戦後処理問題。国民の注目度は高く、返還への前向きな交渉を望んでいる人も少なくない。首脳会談で見えた北方領土と日ロの関係を紐解いていきたい。70年経っ

  • IoTデバイス「アマゾン ダッシュボタン」上陸! 限界まで挑むアマゾン失敗の流儀

    IoTデバイス「アマゾン ダッシュボタン」上陸! 限界まで挑むアマゾン失敗の流儀

    世界最大のECサイトであるAmazon(アマゾン)。日本でも、最も使う通販サイトとして楽天を抑えて一位を獲得している。時間指定ができ、一定の額の買い物なら非プライム会員でも配送料無料。しかも、場合によっては当日に届く場合もある。アマゾンなしで生きていけないなんて人もいるかもしれない。 そんな便利なアマゾンがさらなる進化を遂げる。1時間以内配達が可能になる「Amazon Prime Now(アマゾ

  • ロボットが接客するホテルが未来すぎ!! 世界一生産的な観光都市を目指すハウステンボスの狙い

    ロボットが接客するホテルが未来すぎ!! 世界一生産的な観光都市を目指すハウステンボスの狙い

    ロビー奥のフロントに進むと、ロボットの従業員が「いらっしゃいませ」と声をかけてくれる。ここは「変なホテル」。長崎、ハウステンボスにあるロボットが接客するホテルで、つい先日「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル」としてギネス世界記録に登録された。枠にとらわれない試みは、ロボットだけではない。18年赤字だったハウステンボスを黒字に変えた経営者が先導する挑戦は1ジャンルに縛られない。客を楽しませ

  • 人手不足の日本が抱える闇:外国人労働者に優しくない社会を生んだ問題点を探る

    人手不足の日本が抱える闇:外国人労働者に優しくない社会を生んだ問題点を探る

    少子高齢化社会の日本で、労働者不足が叫ばれて久しい。ここ20数年、いわゆる生産年齢人口(15歳〜64歳)は減少し続けている。その現状を受けて、政府は外国人労働者の受け入れへの体制を変えつつある。本記事では、人手不足の日本の外国人労働者事情とその問題点について迫っていく。 今回可決された法案では、日本で介護福祉士の資格を取得した外国人が日本で働けるよう、在留資格を与えることが新たに加えられた。介護

  • 韓国・朴大統領退陣へ100万人超の抗議:怒りの矛先は50年経っても残る独裁政権の亡霊へ?

    韓国・朴大統領退陣へ100万人超の抗議:怒りの矛先は50年経っても残る独裁政権の亡霊へ?

    11月12日、韓国ソウルの中心街が朴槿恵(パク・クネ)大統領に抗議する人々でびっしりと埋め尽くされた。「ろうそくデモ」と呼ばれる集会に集まった人の数は、主催者発表で126万人。今年、日本で大きく取り上げられた日米安保関連法案に抗議するデモでも、多くて10万人程度だ。そう考えると、今回の韓国でのデモは相当な異常事態だということがわかる。 なぜこれだけの国民が怒りをあらわにしているのか。本記事では今

  • TRUMP TRIUMPH:米国史上最も“異端”な大統領が日本を劇的に変えていく

    TRUMP TRIUMPH:米国史上最も“異端”な大統領が日本を劇的に変えていく

    当選するはずがない。そんな雰囲気が漂っていた。投票前の予想ではクリントン氏の勝利を多くのメディアが予想していた中で、この結果は世界中が驚いたことだろう。しかし、トランプ大統領が誕生した今、安易にトランプ氏批判を続けるのは不毛だろう。トランプ氏が一体何を考えているのか、今後の政策は私たち日本人に何をもたらすのか、そもそも彼の政策は実現可能なのかーー。今、私たちはトランプ大統領を知る必要がある。本記

  • 「夢の原子炉」もんじゅの失敗:それでも核燃料サイクルを進める日本

    「夢の原子炉」もんじゅの失敗:それでも核燃料サイクルを進める日本

    発電に用いた燃料以上の燃料を生み出す高速原子炉「もんじゅ」は、夢の原子炉になるはずだった。だが、度重なる事故でもんじゅの安全性を指摘されて久しい。ついに今年になり、もんじゅの廃炉を含めた抜本的な方針転換をする声明を政府が発表した。文字通り“夢”のまま終わってしまったもんじゅ。本記事では、もんじゅ失敗の要因、これからの日本の原子力発電を探っていきたい。高速増殖炉が危険だ、というニュースは最近になっ

  • 第三のオリンピック「サイバスロン」:スポーツ、障がい者、最先端技術が繋がったスポーツの祭典

    第三のオリンピック「サイバスロン」:スポーツ、障がい者、最先端技術が繋がったスポーツの祭典

    オリンピック、パラリンピックとスポーツが世界中を賑わせる2016年。この二つの大きな国際大会の他に、第三のオリンピックと呼ばれている大会が今年の10月に開催されたのをご存知だろうか。その名もサイボーグ(cyborg)とラテン語で競技を意味するアスロン(athlon)の合成語「サイバスロン(Cybathlon)」だ。本記事では、障がい者アスリートと開発チームが極上のエンターテインメントを提供した今

  • ソフトバンクがサウジアラビアと10兆円ファンド設立:孫正義、新たな野望の鍵は「脱石油」?

    ソフトバンクがサウジアラビアと10兆円ファンド設立:孫正義、新たな野望の鍵は「脱石油」?

    中東諸国、特にサウジアラビアは「石油」と切っても切り離せない状況にある。サウジアラビアの輸出総額のうち約9割を石油に頼っており、もはや石油によって国家が成り立っていると言っても過言ではないのだ。現在そんなサウジアラビアが「脱石油」に向けて政策を転換しようと試みている。先日、大きくニュースで取り上げられた、ソフトバンクとの巨額共同ファンドも脱石油政策の一環だ。本記事では、ソフトバンクの巨額投資に潜

  • 何度目の正直になるのか:村上春樹がノーベル賞を受賞できないワケ

    何度目の正直になるのか:村上春樹がノーベル賞を受賞できないワケ

    10月13日、ノーベル文学賞がボブ・ディランに授与されると発表された。前例のない歌手の受賞は、世間を驚かせた。それと同時に、日本国内では今回の受賞を受けて別のニュースが盛んに報じられている。「村上春樹、また落選」。もはや恒例になったニュースに、驚く人もいないかもしれない。なぜ、村上春樹は毎年のように最有力候補に挙げられるのにもかかわらず、ノーベル文学賞を受賞できないのか、その理由に迫っていきたい

  • SFの憧れが現実に:グーグルが牽引するクルマの“自動運転”

    SFの憧れが現実に:グーグルが牽引するクルマの“自動運転”

    テクノロジーは我々の予想を超える早さで進歩している。そのスピードは特にAI研究で顕著だ。チェスや将棋だけでなく、更に複雑なボードゲームである囲碁のトッププロも負かせてしまった。AIの勝利はまだまだ先だろうと考えられていたのにもかかわらずだ。急速に発達するAI技術は我々の日常生活に活かされ始めている。その一つが「自動運転」だ。SFに登場する空想の産物だと思われていた自動運転が、実用化されようとして

  • LGBT人口は、左利き人口とほぼ同じ。:一橋大生の自殺からわかるLGBTが「生きづらい」世の中

    LGBT人口は、左利き人口とほぼ同じ。:一橋大生の自殺からわかるLGBTが「生きづらい」世の中

    みなさんはLGBTという言葉をご存知だろうか。L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダーの頭文字をとったセクシュアルマイノリティの総称だ。近年、急速に認知度を高め、権利獲得に大きく前進している。多様で自由な世界を求めるのならば、彼ら、彼女らの存在を知らないでは済まされない。日本でもLGBTの認知度が高まっているとはいえ、LGBTという言葉自体の認知度は50%以下とまだ