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「一人ではできないことも、人の力を借りるとできることがある」ユーロフ22歳社員に学ぶ、人間関係の築き方

長澤まき

2021/09/24(最終更新日:2021/09/24)


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提供:株式会社ユーロフ/森田優太さん

仕事やキャリアに大きく関わってくる人間関係。良質な人間関係を築いている若手ビジネスパーソンは、日々どのようなことを心がけ、何を実践しているのでしょうか。

株式会社ユーロフの森田優太さん(22)は、学生時代にアルバイトをしていた同社に昨年、正社員として再入社。希望した部署への異動を叶え、上司や先輩と協力しながら前向きに仕事に取り組んでいます。

これまでのキャリアや仕事の節目に、人間関係がどのように関わってきたのか?良質な人間関係を築くために心がけていることとは?森田さんに取材しました。

お金の学習動画サービス「カネスタ」

株式会社ユーロフは、「一人ひとりの視座を高め、行動する社会を創造する」をミッションに、お金について学べる動画プラットフォーム「カネスタ」等を運営。

カネスタは、「誰しもが金融知識を学べる世界をつくる」という想いから立ち上げられたオンラインマネースクールで、家計・投資/運用・ビジネスなど6つのカテゴリーから、プロが監修した講義を完全無料で視聴することができます。

金融機関と資本関係や業務提携をしていない中立的な立場のため、特定の金融商品の購入を促されることはないので、安心して利用することが可能。

学んだ知識を生活で実践できるようなコースづくりや継続学習をサポートする機能を備えているので、忙しい若手ビジネスパーソンにもぴったりです。

提供:株式会社ユーロフ

受講生から、声をかけられアルバイトに

森田さんは、大学時代にアルバイトとして同社に入社。その後、いったん退職しましたが、2020年6月に再度同社に正社員としてジョインしました。

入社後は、しばらく他事業部で営業として働き、希望してカネスタ事業部に異動。現在は、コンテンツ制作や広報を担当しており、好奇心旺盛かつ社交的な性格で社内のムードメーカーになっているそうです。

-----同社と出会ったきっかけは?

森田さん:大学時代にカネスタが開催していたイベントに受講生として参加したのがきかっけです。

高校生の頃から資産運用に興味を持っていろいろ学んでいた知識や意欲を買われて声をかけられ、カネスタの講師補佐としてアルバイトで働くことになりました。

-----いったん退職し、再入社した経緯を教えてください。

森田さん:退職したのは、「まだ若いのでいろいろなことをやってみたい」「視野を広めたい」と考えたからです。退職後は、さまざまな仕事やアルバイトを経験しました。

そうして、自分が挑戦したいと思っていたことをいったんやり尽くし、「もっと成長したい」「仕事をしながらスキルアップしたい」と考えていたところ、退職後もつながりがあったユーロフの社員から声をかけていただき、やりたいことに挑戦できたり刺激を受けて成長できそうだったりする環境に魅力を感じ、正社員として再入社することを決めました。

-----退職した会社の人とは、森田さんから連絡を取り続けていたのですか?

森田さん:自分から連絡を取ったことも、連絡をもらうことも両方ありました。

僕は、疎遠になった人でも“また会いたいな”という気持ちが湧いた時は、「お久しぶりです。今度会いませんか」など、自分から積極的に声をかけています。高校や小学校の頃の友人とも、今でもたまに会ってますよ。

提供:株式会社ユーロフ

一人で抱え込まず、正直な気持ちを伝える

-----再入社を決断するにあたって大切にしていたキャリア観は?

森田さん:失敗したとしても成長につながるような仕事をしたい。スピード感を持って成長したいと思っています。

-----もし、成長につながるとは思えない仕事を任されたときは、どうしていますか?

森田さん:一人で抱え込まず、仕事を分解して社内の誰かに協力してもらったり、「この仕事きつい」と正直な気持ちを口にして、上司が自分にその仕事を任せた意図を聞くようにしています。

そうすることで、その仕事が自分にとってどんな役に立つのか、どう成長につながるのか、自分では気づけなかった視点を知ることができます。

異動希望を通すべく、日頃からアピール

-----カネスタ事業部への異動を希望した理由は?

森田さん:“金融教育が全く進んでいない日本で、お金の教養や金融の知識を広めるために活動する”というカネスタの使命が面白そうだと思ったからです。

その使命を実現するためにはさまざまなアプローチ方法がありますが、複雑で正解はありません。

だからこそ、自分のアイデアをすぐに実行に移すことができるのではないかと考え、希望しました。

-----異動の希望を会社にどのように伝えましたか?

森田さん:異動したいという気持ちを日頃から口に出すようにしていたのと同時に、当時担当していた仕事でも自分の可能性をアピールするなどして、希望を通すための材料を自分でつくっていきました。

-----どのようにアピールしていたのですか?

森田さん:当時、営業の仕事をしていたのですが、営業活動に自分で考えたプラスアルファの工夫を取り入れることで、“自分は新しい発想を生み出すことができるんだ”ということを実際に示すようにしていました。

提供:株式会社ユーロフ

自己開示して相手に安心してもらう

-----就職してからこれまでに大変だったことは?

森田さん:自分が好きでやっていることなので、大変だとしても苦になることはほとんどありません。

苦になったことをあえて1つあげるとすると、文系肌で理系の知識をほとんど持っていないのに、CSVファイルを使ってのデータ集積や関数などが必要となるアンケート集計作業を任された時です。

全く意味がわからない作業に困り、同僚に相談してアドバイスをもらって、必死で取り組みました。

ただ、そこでデータ集積や関数などの知識を身に着けたことで、今では自分から関数を組んで仕事に活かせるようになりました。いい経験になったと思います。

「これを達成した暁には、新しい自分がいる」「このスキルが身に付けば今後の仕事が楽になるし、自分のやりたいことにも活かせる」と考え、楽しんで仕事に取り組んでいます。

-----仕事のモチベーションはどうやって維持していますか?

森田さん:モチベーションが浮き沈みすることは少ないのですが、あまりにも辛いときは同僚や上司に相談するようにしています。自分一人ではモチベーションを維持できない時でも、話して励ましてもらうことでモチベーションを保つことができるからです。

また、新しい刺激もモチベーションの維持につながるので、しばらく合っていない友人と連絡を取ってがんばっている姿を見ることで「自分もがんばらないと」と心を奮い立たせることもあります。

-----仕事をするにあたって大切にしていることは?

森田さん:人間関係です。

自分一人ではできないことが多々あるので、人間関係を大切にするように心がけています。

人と話して自分にない発想や仕事の視点を取り入れることで、仕事の負担が軽くなる糸口が見つかることも多いです。

-----会社の人と親密な人間関係を築くために工夫していることは?

森田さん:例えば、良くない発言はしない、周りのモチベーションを下げるような言動はしないといったことを心がけています。

また、相手と話す前にまず自己開示をするようにしています。

初対面の相手でも、自分はこういった人間だと伝えることで、相手に安心感を与えることができるのではないでしょうか。

また、相手が話し好きな人の場合は聞き手に回ったり、そうじゃない時はまず自分が自己開示して話題を振ったりと、相手のタイプに合わせてコミュニケーションの取り方を変化させています。

提供:株式会社ユーロフ

出会いを通してビジョンを見つけたい

-----これまでを振り返って「これをやったから今の自分がある」「おすすめできる」ということは?

森田さん:好きなこと・やりたいことは、全部やってみることです。僕自身、やりたいことを全部やってきたから今の自分があると思っています。

やってみないとわからないことはたくさんあります。もしダメだったらやめればいいだけです。

好きなこと・やりたいことをやっていくうちに、それが自分の“得意”に変わっていくのではないでしょうか。

-----最後に、これからのビジョンを教えてください。

森田さん:「絶対にこれを実現したい」という明確なビジョンはまだありませんが、挑戦したいことやビジョンができた時に、その実現を可能にするためのベースとなるスキルと環境をつくっていきたいです。

これからいろいろな人との出会いを通して、自分のビジョンを見つけていきたいと考えています。

提供:株式会社ユーロフ

「一人でできないことも、人の力を借りるとできることがある」と話す森田さん。

普段から自身が人間関係を大切にして、積極的に自ら声をかけ、相手のことを考えたコミュニケーションを心がけているからこそ、転職や部署移動といった節目や困った時に、周りの人から助けてもらえているのではないでしょうか。

成長につながる良質な人間関係を築くために、「自分から声をかける」「自己開示する」「相手が話しやすいコミュニケーションを心がける」「相手を大切にする」といった行動をまずは自分から始めてみてもいいかもしれませんね。

出典元:ユーロフ
出典元:カネスタ

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