HOMECareer Runners 新卒1年目で社内MVPを獲得!「あしたのチーム」23歳営業が実践した“失敗”への向き合い方

新卒1年目で社内MVPを獲得!「あしたのチーム」23歳営業が実践した“失敗”への向き合い方

長澤まき

2021/07/10(最終更新日:2021/11/18)


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提供:株式会社あしたのチーム/加藤槙之介さん

「仕事で成果を出したい」「周りと差をつけたい」と思ってはいるものの、そのために具体的にどのように仕事に取り組めばいいかわからず悩んでいる人は多いのでは?

仕事で成果を出している若手ビジネスパーソンはどのように仕事に向き合い、成果につなげているのでしょうか。

株式会社あしたのチーム 2年目の営業社員 加藤槙之介さん(23歳)は入社後、2期連続で新卒部門MVPを獲得。また、入社した年の12月にはコンサルタント一般部門MVPを獲得し、ナンバーワン営業として社内表彰されました。

新卒社員としてどのように仕事に取り組んだのか?成果につながったと考えられるポイントとは?加藤さんに取材しました。

働く人のワクワクを創造「あしたのチーム」

株式会社あしたのチームは、「はたらく人のワクワクを創造(クリエイト)し、あしたに向かって最高のチームをつくる。」という理念のもと、AIを活用した人事評価クラウドで人事領域のDXをサポートする事業を展開しています。

同社の人事評価クラウドサービス「あしたのクラウド(R) HR」は今年3月、企業の働き方や事業推進の変革を支援するサービスを表彰する「BOXIL SaaS AWARD 2021」のHR部門で1位を受賞。

テレワークでもクラウドの活用により人事データの見える化・効率化・データ活用を実現し、人事評価の悩みを解決するサービスです。

自分の想いを実現すべく“営業”に

加藤槙之介さんは1997年12月生まれ、現在23歳。

2020年4月に新卒社員として同社に入社し、コンサルティング部に配属。新卒1年目から営業として高い売上実績を収め、新卒部門MVPを2期連続で獲得。また、全営業の中でも受注金額1位を達成し、新卒1年目にしてコンサルタント一般部門MVPに選ばれました。

-----営業として立派な成果を出されていますが、“営業”という職種を選んだ理由を教えてください。

加藤さん:就活では、特に「この職種に就きたい」というこだわりは持っておらず、“営業”は数ある選択肢の中の1つでした。

僕が営業に就いたのは、結果的に自分のやりたいことが営業だったからです。

まず、あしたのチームという会社とその事業内容に感銘を受け、「人事評価というサービスをいろいろな会社に広めていきたい」と強く思い、それを実現するための手段として営業の仕事を希望しました。

-----“職種”ではなく“会社”が先にあったということですね。就職先を決めるにあたって大切にしたポイントは?

加藤さん:「自分の成長環境があるか」「社会貢献できるか」「働いている人たちが笑っているか、イキイキとしているか」の3つを意識して企業を選びました。

あしたのチームに入社した一番の決め手は、“人事評価”という商材。また、それを売って終わりではなく、導入した企業が人事評価制度を社内にきちんと浸透させてうまく活用できるように、お客様に伴走して価値を提供し続けている点にも魅力を感じました。

がんばりが正当に評価される社会を

-----社会貢献の手段として“人事評価”に興味を持ったのはなぜですか?

加藤さん:就活時、両親に将来について相談したところ、「がんばったところで給料もキャリアも変わらないので、とりあえず大手に入って、定年まで勤めるのがいいのでは?」とアドバイスをもらったのですが、僕はその考え方に違和感を持っていました。

そんな中、ある就活イベントであしたのチームに出会い、社員のがんばりがきちんと待遇や成長に反映され、本人にも会社にもメリットがある“人事評価制度”という仕組みの存在を知り、「このサービスがもっと広がれば、もっと仕事に前向きに取り組もうと考える人が増えるのではないか」と思ったのがきっかけです。

あしたのチームで営業として人事評価を多くの会社に広め、働いている人のがんばりが正当に評価される環境をつくって社会に貢献していきたいと思っています。

誠実に向き合うことが結果につながった

-----新卒1年目から輝かしい営業成績を収められていますが、若手社員としてどのように仕事に向き合ってきましたか?

加藤さん:とにかく前向きに。また、お客様に誠実であることを心がけていました。

仕事を始めた当初は、エクセルの関数の使い方から印刷設定の仕方、電話での話し方まで、社会人としての基礎が右も左も分からず、ミスや失敗の連続で、落ち込みそうになったこともありました。

しかし、そこで行動を止めるのではなく、「次は成功させよう」「次はもっと相手を納得させることができる形に持っていこう」「成功の前には失敗があるものだ」とポジティブに物事を捉えるようにしていました。

-----営業力はどうやって身につけたのですか?

加藤さん:“営業力”といえるのかはわかりませんが、お客様からのメールには早く返信する、お客様に共感する、メリットとデメリットをきちんと伝えることでお客様と自分のギャップを埋めていくなど、お客様に誠実に向き合い続けたことで営業の成果が付いてきたのではないかと思います。

「人で売る」「熱量で売る」は若手社員の強み

-----結果を出すために、どのような工夫をしましたか?

加藤さん:“ただ商材を売りたいわけではなく、お客様の会社を良くしたいと思っていること”を全面的に伝えるよう心がけてきました。

「貴社を良くしたい」とダイレクトに伝えることもあれば、会話の中で声のトーンを変えて熱量を伝えてみたり、抑揚を変えたりと、相手や状況に合わせて伝え方を工夫しました。

“人で売る・熱量で売る”という僕の営業スタイルは、20代前半くらいまでの若手社員だからこその強みだと思います。

今の自分にできる“熱量で売る営業スタイル”をフル活用して、“貴社を良くしたい”という想いを全力でお客様に伝えました。

-----加藤さんは社内MVPを獲得されましたが、何が“他の人との差”につながったと思いますか?

加藤さん:僕の成果は僕一人の力によるものだとは思っていませんが、あえて言うなら、失敗や挫折を分析し、改善し続けたことでしょうか。

例えば、現場配属直後に担当した商談では、どう進めたらいいのか、何を話したらいいのか何もわからなかったので、自分の知っていることをひたすら羅列するなど一方的な商談しかできず、自分のスキルのなさを実感。また、せっかく自社に興味をもってくださったお客様にサービスの魅力を上手く伝えることができない自分にも落ち込みました。

そこで、「自分と周りは何が違うんだろう」「自分の提案は、外からはどう見えているんだろう」と考え、商談の録画を見たり、同席した先輩に聞いたりして分析したところ、自分はお客様目線で話ができていないことに気づき、「課題は何ですか?と漠然と聞くのではなく、具体例を用いて聞いたほうがいい」「お客様の発言を使って説明したほうがいい」といった改善点にたどり着くことができました。

このようにお客様に誠実に向き合おうと改善し続けたスタンスと、自分が魅力を感じた自社のサービスをとにかく信じたことが、今の自分の成果につながっているのではないかと思います。

提供:株式会社あしたのチーム

初心を忘れず、また成長もしていく

-----これから、どのように成長していきたいですか?

加藤さん:まずは、誰よりもあしたのチームや人事評価制度の魅力を伝えることができる人材になりたいです。

-----それに向けて、どのように行動していこうと考えていますか?

加藤さん:いつまでも初心を忘れずに、とにかく誠実にお客様に向き合い続けていこうと考えています。

また、若者の強みを活かした“熱量で売る営業スタイル”がいつまで通用するかわからないので、先輩社員の営業手法をよく見て、彼らの“経験があるからこその冷静かつロジカルな営業スタイル”も身につけていきたいと思っています。

大切なのは失敗を恐れないこと

-----ありがとうございます。最後に、「成果を出したい」「活躍したい」と考えている同世代に向けてメッセージをお願いします。

加藤さん:とにかく失敗を恐れないことが大切だと思います。

失敗したとしても、「次は失敗しない」「それなら、行動量を増やしてみようか」など、その失敗した経験をもとにステップアップしていくことができるのではないでしょうか。

僕自身、失敗を恐れないで何でもやる精神を持ち続けたいと考えています。

提供:株式会社あしたのチーム/加藤槙之介さん

失敗しても立ち止まらず、前向きに次の一手を踏み出すことを繰り返し、成果に繋げている加藤さん。

加藤さんが入社直後に仕事で成果を出せなかったときに感じた自責の念は、「もうあんな悔しさを味わいたくない」「未熟な自分から脱却したい」という仕事の原動力になっているそうで、加藤さんは「失敗が多かったからこそ今の自分がある」と話しています。

「失敗したら、その失敗を分析・改善して次につなげる」「自社のサービスをとにかく信じ、お客様に誠実に向き合う」という加藤さんの仕事への向き合い方は、営業職だけではなく、さまざまな業種・職種で働く若手ビジネスパーソンの参考になりそうです。

出典元:あしたのチーム
出典元:あしたのチーム/あしたのクラウドHR
出典元:BOXIL/BOXIL SaaS AWARD 2021 受賞企業発表

※株式会社あしたのチームは「U-NOTE」の運営会社である株式会社PR TIMESの関連会社です。

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