就職や転職を考えるにあたって、「気になる職種で実際に働いている人は、どのような生活を送っているのだろうか」「どれだけ自由に働けるのか」など、その職種のリアルが知りたいと思っている人は少なくないのではないでしょうか。
パーソルキャリア株式会社の、キャリアの可能性を広げるアプリサービス「マイポテ」は3月4日(木)、15職種別に1日の自由時間・就業時間・睡眠時間について調査した結果を公開。
キャリアを検討する際の参考になる、職種ごとの働き方のリアルが見えてきました。
営業のオンライン化により移動時間が減少
全国47都道府県の20代~40代を中心としたマイポテ利用ユーザー1万人以上のデータを分析。営業職・事務/アシスタント・技術職・クリエイター/クリエイティブ職など、15職種別に調査結果をまとめて公開しました。
全15職種のうち、平均“自由時間”が最も長いのは営業職(4時間11分)。最も短いのは技術職(機械・電気/0時間18分)でした。
営業職は、リモートワークの普及によりオンラインでの営業対応が整備されたため、外回りや移動時間が減り、他職種と比べて自由に使える時間が確保しやすくなったと想定されるそうです。
就業時間、最長は“金融系専門職”
全15職種のうち、平均“就業時間”が最も長いのは金融系専門職(11時間40分)。最も短いのはクリエイター・クリエイティブ職(9時間22分)でした。
金融系は報酬が高い傾向にあるため、その分働く時間が長くなると想定されるそうです。
クリエイター・クリエイティブ職は、働き方の多様性が広がる昨今、場所や時間に囚われず柔軟に働くことができるようになり、効率の良い働き方が実現できているのかもしれないと分析しています。
睡眠時間は“医療系専門職”が最長
全15職種のうち、平均“睡眠時間”が最も長いのは医療系専門職(6時間48分)。最も短いのはクリエイター・クリエイティブ職(4時間54分)でした。
医療系専門職は、日本にはクリニックなどを含む中小病院が多く、そこで働く人々は自身の日々の生活を上手くコントロールできているため、睡眠時間が確保できていると考えられるそうです。
クリエイター・クリエイティブ職は、仕事と自由時間の境界線が曖昧になりやすいことが、睡眠時間が短くなる要因だと推測されるといいます。
調査結果の詳細は同社プレスリリースで見ることができます。
同調査結果を、理想の働き方から仕事を考える際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
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