HOME人間関係がラクになる“正しい境界線”の引き方を紹介、書籍「どうして言いたいことが言えないの?」発刊

人間関係がラクになる“正しい境界線”の引き方を紹介、書籍「どうして言いたいことが言えないの?」発刊

長澤まき

2020/11/13(最終更新日:2020/11/13)


このエントリーをはてなブックマークに追加

「自分の意見を言うのが苦手」「NOと言えない」「場の空気を読んで、発言を控えた」など、自分の意見や気持ちをなかなか言えず、仕事や日常生活でストレスを溜めてしまっているという人は多いのではないだろうか。

HITキャラクトロジー心理学協会の山本美穂子理事長は、人間関係のモヤモヤの原因となっている“境界線(バウンダリー)”の概念をよりわかりやすく読みやすい言葉で書いた書籍「どうして言いたいことが言えないの?~人間関係がラクになる“正しい境界線”の引き方」を11月10日(火)に出版した。

仕事や人生のストレスを軽くするヒントを紹介する。

日本人には“境界線”が足りない

バウンダリーとは、自分と自分以外を分ける、目には見えない境界線のこと。

日本人は民族的にバウンダリーの概念が薄いため、ほとんどの人間関係において適切なバウンダリーが引かれておらず、言いたいことが言えずにモヤモヤしたり、人との距離がわからず人間関係を上手く構築できなかったりする原因になるという。

まずは心の内側を整理整頓

同書では、他者との間に適切なバウンダリーを引くためにまず必要な、心の内側を整理整頓する方法を紹介。

現在の人間関係のモヤモヤの原因となっている曖昧なバウンダリーを身につけてしまった幼い頃の誤解と混乱を現在の自分=大人の目線でほどくことで、外側、つまり他者との間にどうすれば適切なバウンダリーを引けるかが初めて見えてくるという。

自分軸で関係性を構築へ

その新しいバウンダリーの引き方を同書に従って実践することで、つい人の顔色をうかがって言いたいことが言えなかったり、人との距離感がわからず人間関係がうまくいかないといった悩みが改善していくそうだ。

適切なバウンダリーを引く方法を知るということは、すなわち、相手に自分の主権を明け渡すことなく、自分軸を持ったまま他者と心地よく平等なコミュニケーションを取る方法を知ること。

これができて初めて、成熟した人間同士の関係性を築くことができるのだという。

より前向きに仕事に取り組むために、同書を参考に、人との境界線の引き方・距離感の掴み方を身に付けてみてはいかがだろうか。

【どうして言いたいことが言えないの?】
・定価:1500円(税別)
・体裁:四六判・並製
・ページ数:224ページ
・出版社:大和出版
・ISBN:9784804763613

出典元:大和出版/どうして言いたいことが言えないの?

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード