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アフターコロナのキャリアサバイバル術を説く「コロナ氷河期 終わりなき凍りついた世界を生き抜くために」発売

佐藤優子

2020/09/21(最終更新日:2020/09/21)


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人材育成支援を展開する株式会社FeelWorksは、「コロナ氷河期 終わりなき凍りついた世界を生き抜くために」を9月19日(土)に発売した。

日本の雇用環境にコロナの悪影響が直撃する中での緊急出版

同社によると、例年より3カ月発表が遅れた2021年卒の大卒求人倍率は10年ぶりに0.3ポイント以上下落した1.53倍、求人総数は前年から15.1%(12.2万人)減の 68.3万人となり、コロナ禍で雇用環境にも深刻な影響が出ているという。

このままでは「ワーキングプア」「派遣切り」「引きこもり」といった、いまだに解決のめどの見えない問題を残した1990年代半ばから2000年代半ばの就職氷河期の再来が懸念されるそうだ。

企業のコロナ破たんも増加し、2020年上半期に「早期・希望退職募集」した上場企業数も2年前から6倍に増えたといい、現役世代の失業リスクも高まるなか、本格的な雇用危機が訪れるのはこれからかもしれないとも訴求している。

リクナビ元編集長の筆者がキャリアについて説く

筆者の前川孝雄氏は、リクルートにおける「リクナビ」「ケイコとマナブ」「就職ジャーナル」などの元編集長。

人材育成の専門家集団である株式会社FeelWorksを創業して400社以上を支援し、2011年からは青山学院大学兼任講師も勤めているキャリア支援と人材育成の専門家だ。

同書では、この迫りくる「コロナ氷河期」に、働く人たちを取り巻く環境がどう変わっていくのか、またこれからはどのようなキャリアプランを描きながら働いていけばよいのかについて解説しているという。

【目次】

・はじめに  今から用意しなければ「コロナ氷河期」は乗り切れない
・第1章    コロナ禍で一変する働く未来 ―「コロナ氷河期」の到来
・第2章      20代・30代のキャリア ―コロナ氷河期で伸びる企業の見つけ方
・第3章      就職氷河期世代のキャリア ―トップと向き合う“青黒さ“
・第4章      ミドルシニア世代のキャリア ―独立に向けて10年計画で準備せよ
対談➀    日本総合研究所副理事長 山田久氏
対談②    ルーセントドアーズ代表取締役 黒田真行氏

価格は1400円(税別)。同書詳細については同社プレスリリースで確認できる。

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