新刊ビジネス書情報誌「TOPPOINT(トップポイント)」は7月22日(水)、ビジネスリーダー1万人が選ぶ2020年上半期のベストビジネス書を発表した。
ビジネスリーダーを中心とする1万人以上の同誌の定期購読者を対象に読者アンケートを実施し、2020年上半期「トップポイント大賞」を決定。
大賞に輝いたのは、田坂広志さんの著書「直観を磨く」。ビジネスパーソンが直観力を磨き、思索を深める極意を思考のプロフェッショナルが伝授する一冊だ。
直観力を磨き、思索を深める
同書の著者は、前著「運気を磨く」が13万部を超えるベストセラーとなっている田坂広志さん。
思考のプロフェッショナルである著者によれば、論理的に考えることは、いわば思考の初級課程。真に深く考えるには、論理思考を超えた“直観”を用いる思考法を身につける必要があるという。
同書では、シンクタンクの代表であり、かつて内閣官房参与も務めた著者が豊富な経験を踏まえて、直観力を磨き思索を深める技法の数々を分かりやすく解説している。
同書に投票した読者からは、「直観は磨けるものなんだというところから興味を持った」「物事を深く考える技術が整理されており、たいへん参考になった」などのコメントがよせられた。
2020年上半期のベスト10冊
2020年上半期「トップポイント大賞」のベスト10に選ばれたのは、次の10冊。
・大賞 「直観を磨く」田坂広志 著/講談社
・2位 「アート思考」秋元雄史 著/プレジデント社
・3位 「地球に住めなくなる日」デイビッド・ウォレス・ウェルズ 著/NHK出版
・4位 「危機と人類〔上〕〔下〕」ジャレド・ダイアモンド 著/日本経済新聞出版社
・5位 「日本はすでに侵略されている」平野秀樹 著/新潮社
・6位 「経営改革大全」名和高司 著/日本経済新聞出版社
・7位 「50代から心を整える技術」下園壮太 著/朝日新聞出版
・8位 「『論語』がわかれば日本がわかる」守屋 淳 著/筑摩書房
・9位 「文系AI人材になる」野口竜司 著/東洋経済新報社
・10位 「SELFISH」トマス・J・レナード/バイロン・ローソン 共著/祥伝社
同賞の決定に伴い、丸善ジュンク堂書店他、全国の主要大型書店74店舗にて受賞フェアを8月より開催する。
ビジネスリーダーに選ばれたビジネス書を読んで、これからの仕事やキャリアに活かしてみてはいかがだろうか。
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