伝わるビジネス資料のコツとは？「図・グラフ・表のデザインテクニック」を紹介する書籍が発売

長澤まき

2020/07/21（最終更新日：2020/07/21）

目次: +情報をシンプルに分かりやすく伝える; +ストーリー設計から作成方法まで

株式会社エムディエヌコーポレーションは、書籍「伝わる［図・グラフ・表］のデザインテクニック」を7月17日（金）に発売した。

企画書やプレゼン資料などの作成時に、「自分の考えや情報を相手にわかりやすく伝えたい」「より正確にシンプルに伝えたい」という人のために、図・グラフ・表作成のコツをまとめた一冊だ。

情報をシンプルに分かりやすく伝える

情報があふれかえる現在、その情報をよりシンプルに分かりやすく伝えることが重要になっているという。

図やグラフなどで情報を伝えるメリットは、文章や数字だけで伝えるよりも分かりやすくできることだ。

同書では、情報とデザインの専門家である著者が、ベーシックなデザインのルールから情報別のグラフ制作のポイントまで、14のデザインフレームワークを切り口に明快に解説する。

ストーリー設計から作成方法まで

図・表・グラフの作成、図解化のためのシンプルテクニックが満載。○×式で一目で分かるという。

第1章では、“伝えたいこと”や“相手の立場”をきちんと整理し、ビジネス資料の核となるストーリーを設計する方法とポイントを紹介。

第2章では、ビジュアルコミュニケーション・平面構成の基礎として、テキストだけで構成された情報やメッセージをどのように工夫すれば、自分が意図した通りに相手に読み解いてもらえるかを考える。

第3章では、それまでに紹介したビジュアルコミュニケーションの基礎を土台にして、実際に図や表を作成する際のポイントを実例を交えながら紹介。

第4章では、実際のデータを交えてグラフ作成の方法を紹介する。

【同書で解説するデザインのルール】
1.ストーリー［構成・設計］何のために、誰に説明するのか／必ず相手がいる／素材をそろえて伝わりやすく工夫する
2.レイアウト［平面構成］そろえる／まとめる／メリハリ／ルール化
3.ビジュアル［図解］一覧する／比較する／階層化する／関係を表す／循環を表す／過程を表す
4.データ［グラフ］納得感／心地よさ／信頼