株式会社FromToは、地方で暮らす・働く第一歩を支援するふるさと開拓サービス「flato」のトライアル版として、“地方で暮らす&働く”経験談をシェアできる相談機能を7月にリリースする。
地方生活を検討する際の、暮らし方・働き方がイメージできないという課題を、経験者に直接相談して解決するサービスだ。リリースに先立ち、地方生活経験者の事前登録を5月11日より開始した。
経験者にオンラインで相談
相談機能では、地方で働く上で参考となるリアルな情報を経験者から聞いたり、自分の地方生活の経験談を誰かに話したりすることで、地方に行く前の情報収集を充実させることができる。
地方生活経験者は、自身の経験談をプランとして登録。その経験に興味を持った相談者がプランを購入し、チャットやビデオ通話を利用して相談にのったり、経験談を共有したりする。
経験をシェアする側にもメリット
東京と地方の2拠点で生活をしている人や、地方に住んで新しい仕事を始めた人、東京の仕事を地方でテレワークで受けている人、自然豊かな環境でテレワークをしている人、地方在住で仕事と子育てを両立できている人などを対象に、経験者の事前登録を受付中。
自らの地方生活の経験談を共有することで、自分の経験を活かして誰かの役に立てたり、相談を受けることで新たなネットワークを構築できるなどのメリットがあるそうだ。
登録料・システム利用料は無料なので、パラレルワークとして気軽に始められ、収入を得ることができるという。
地方へ行くハードルを下げる
同社はこれまで、約1カ月間のお試し移住「ふらっと住」を中心に、地方へ行くことのハードルを下げるための事業を展開してきた。
今回、新型コロナウイルスの流行により場所から場所への移動が難しい状況になっていることや、地方移住への関心が高まっていることを受けて、相談機能をリリースすることにしたそうだ。
地方生活経験者にオンラインで直接相談し、地方での暮らし方&働き方に対する疑問を解決した上で地方に行く構図を作ることで、地方へ行くハードルを下げていきたいと考えているという。
地方移住に興味がある人や、自分の移住した経験を活かして誰かの役に立ちたい・収入を得たいという人は、同サービスを利用してみてはいかがだろうか。
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