北信商建株式会社(ホクシンハウス)は「地方移住と働き方」に関する調査結果を4月28日に発表した。
地方へ移住し戸建てを購入した経験のある人を対象に調査を実施。地方移住のメリットやデメリット、移住後の仕事などが明らかになった。
9割以上が「生活が良くなった」
都市部から地方に移住することで、普段の生活はどう変わるのか?同調査では、9割以上の人が「移住して生活が良くなった」と答えている。
移住して良かったこととして最も多かったのは、「自然豊かで空気がきれい(57.1%)」という回答。
次いで、「住みやすく落ち着いている(49.1%)」「家賃や食費が安い(29.2%)」「近所の人が親切にしてくれる(17.4%)」と続く。他にも、「子どもの遊べる公園が多い」「静かで住みやすい」といった声があったという。
困ったのは、交通機関の不便さ
一方、移住したときに最も困ったことでは「交通機関の不便さ(26.5%)」がトップに。
都市部のように交通インフラが整っていない地方では、車が主な移動手段になるため、「車がない」「運転に慣れていない」と不便に思う人もいるようだ。
移住前にしっかりと調べておくべきことを聞いた質問でも、最も多かったのは「交通手段や交通機関の確認(79.3%)」という回答だった。
移住後の仕事、現地企業・テレワークなど
次に、移住した人は、移住後にどのような仕事をしているのか?
調査では「現地企業に就職(44.2%)」と答えた人が最も多く、次は「転職せず、移住先から通勤(29.5%)」という回答。3番目に多かったのは「テレワークで対応(9.4%)」だった。
テレワークのメリットを聞いた質問で最も多かったのは、「ストレスを軽減できる(41.4%)」という回答。満員電車での通勤ストレスからも解放され、集中できる環境で作業できるのがメリットのようだ。
デメリットについては、「仕事の時間管理が難しい(30.8%)」という回答が最も多く、次いで「仕事とプライベートのメリハリがつけづらい(26.0%)」だった。
他の調査結果は、同社プレスリリースにて見ることができる。
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