マネックス証券株式会社は、4月14日から16日の3日間にわたり、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う投資マインドや生活状況の変化に関する意識調査を実施。4月22日に調査結果を公表した。
投資への意欲上昇
調査対象は20歳~69歳の男女で、回答数は3,018件。調査によると今回のコロナ禍で新たに在宅勤務が導入された人は約4割、2割近くの人がほとんど外に出ていないと回答するなど不要不急の外出を避ける意識も定着したようだ。
注目すべきは投資への意欲が向上しているという点だ。このマーケットの値動きの元で金融商品の買い増しを検討している人は3割、特に30~40代の男性の買い増し比率はほかの年代より10ポイント近く高い。
新型コロナウイルス収束後の値上がりを見据えて、今回の下落で買いやすくなった銘柄を買い増しする動きが広がっているようだ。
人気の商品は国内株式
新たに購入した金融商品のトップには国内株式、次点で投資信託がランクインし、ETF(上場投資信託)やREIT(不動産投資信託)など値動きをとらえやすい商品や米国株が続いた。今後購入を検討している商品でも同じような傾向が見られたが、5位に金銀プラチナがランクインしている点にも注目だ。これは4月13日に金の国内店頭価格が40年ぶりの最高値を更新したことが影響していると考えられる。
マネックス証券では資産形成に対する啓蒙活動を行っており、米国株の無料分析ツール「マネックス銘柄スカウター米国株」や年間200本以上のオンラインセミナー、投資情報メディア「マネクリ」など様々な媒体で情報提供を行っている。金融商品の購入を考えている人は参考にしてみると良いだろう。
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